青学の三冠を阻止するのは?①


11月13日に世田谷246ハーフマラソンが行われ青学大の選手が大挙出場した。

1年生の鈴木塁人が1時間02分55秒で日本人トップに輝くなど、多くの選手が好タイムを記録しており、箱根3連覇と三冠に向けて視界は良好だ。

青学大の三冠が有力視される中で今回は三冠阻止を目論む有力校から筆者が特に注目する二校について考察していきたい。

その二校とは全日本で青学大をあと一歩まで追い込んだ早大とポテンシャルの高さは随一の東海大だ。

総合力で青学大に対抗できそうなのは全日本で青学大を苦しめた早大である。

全日本に出走した8名以外にも前回の箱根で9区区間賞の井戸浩貴(4年)をはじめ、佐藤淳(4年)、光延誠(3年)など力のある選手が控えており、選手層は厚い。全日本のように序盤から流れに乗ることができれば青学大と対等に戦うことができるだろう。

選手起用としては1区から4区は全日本で1区から4区を担当した武田凛太郎(4年)、平和真(4年)、鈴木洋平(4年)、永山博基(2年)が務めることになりそうだ。5区には前回区間5位の安井雄一(3年)が控えており、充実の布陣を組むことができる。

復路は9区の井戸を要に調子の良い選手が配置されるだろう。6区の目処が立てば穴のないオーダーを組むことができる。

2年連続5区が有力な安井

2年連続5区が有力な安井

全日本ではまさかのシード落ちに終わったがポテンシャルが最も高いのは東海大だ。

スーパールーキーが多く加入したことで駅伝ファンの間で話題になったチームである。

大学駅伝史上最強の補強と出謳われたが、出雲では1区から3区までに鬼塚翔太、舘澤亨次、關颯人と1年生を並べてトップに立ち、期待に違わぬ活躍を見せた。

しかし、全日本では舘澤が3区で区間賞を獲得したものの1区の鬼塚は区間10位、7区の羽生拓矢(1年)は区間14位と苦戦した。

前回の箱根では湊谷春紀(2年)が1区で16位と苦戦しており、1年生が20㎞超える箱根で結果を残すのは容易ではない。

しかし、東海大には過去に伊達秀晃(元・中国電力)や佐藤悠基(現・日清食品グループ)のように1年生から箱根で結果を残した先輩もいる。 伊達や佐藤にも引けを取らない能力を持った彼らが活躍すれば青学大脅かすことも可能だ。

筆者が特に注目しているのは羽生である。高校1年生で高校1年生歴代2位となる14分00秒55を記録するなど潜在能力ではスーパールーキー軍団の中でもピカ一だ。大学に入ってからは高校時代の故障から慎重に練習を進めていたこともあり、本領を発揮していないが、彼が爆発すれば他大学にとっては脅威となる。

筆者と懇意にしている東海大ファンは羽生に5区を走らせたいと話していた。全国高校駅伝で登りの適性は実証済みであり、調子が整えば神野大地(現・コニカミノルタ)を越えることも可能だろう。羽生がどの区間を走るかに注目したい。

東海大のキーマンになるであろう羽生

東海大のキーマンになるであろう羽生

東海大は1年生以外にも4年生に林竜之介、石橋安孝、廣田雄希、3年生に川端千都、國行麗生、2年生に湊谷と各学年に実力者が控えている。全ての学年の力が結集すれ初の箱根制覇も夢ではない。

今回は妥当青学の有力校として早大と東海大を紹介した。 次回は巻き返しを図る名門校や爆発力で勝負する有力校について考察していきたい。

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