箱根駅伝展望 【拓殖大学】無名から箱根で有名に。そしてシード権へ


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宇田主将はチームを引っ張る

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2区の起用濃厚のW.デレセ

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急成長してきた西

3年ぶりのシード権を狙う拓殖大学。主将として引っ張るのは宇田朋史(熊谷)だ。予選会でも17位とチーム内2位の走りでエースにも成長した。
そんな宇田だが高校時代は無名な存在だった。ところが、脚光を浴びたのは1年時の箱根駅伝だった。激しいシード権争いをしていた拓大の8区を任される。中盤に差し掛かったところで靴紐が緩み脱げてしまう。慌てて履き直し走り始めた。その後、力走を見せシード権獲得に貢献した。思いがけない形で一躍有名になってしまった。あれから3年。宇田もラストシーズンを迎える。キャプテンにも就任し責任感も増した。後輩に積極的に声をかけるなどチームに無くてはならない存在に。
全日本駅伝では4区・区間2位の走りでチームを一時4位まで押し上げた。実力も十分に見せつけた。箱根では、もちろん主要区間の起用が濃厚。4回目の箱根。初めての区間賞を目標に本人も意気込む。卒業後、競技は続けず一般企業に就職する。この箱根駅伝がラストランになる。競技人生を懸けて、拓大をシード権に導く。

エチオピアからの留学生・W.デレセ(メダニアレム)や日体大記録会で勝負強い走りを見せた西智也(球磨工)の走りにも注目したい。今年のダークホース的な存在になるかもしれない。9年ぶりの伊勢路も経験しコンディションも昇り調子だ。予選会常連からの脱却の足掛かりとなるか。

 

TEXT/PHOTO=小賀坂龍馬

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