WBC2021のレギュレーションを大予想!


アメリカの優勝で幕を閉じた第4回のWBC。今回は過去最高の盛り上がりを見せ、MLBコミッショナーのマンフレッド氏は次回大会での出場枠増加を示唆した。今回は参加国のレベルが上がり、接戦が多く、初出場のイスラエルとコロンビアが健闘したことからも出場国を増やしても大会のレベルが落ちることはないだろう。ただ今回で予選を含めた出場国が28と考えると本戦出場国を24まで増やすことは考えにくい。なので20が妥当なところだろう。ということで次回大会の出場枠を20と予想する。

・予選のレギュレーション予想

至近2大会では上位12か国がシードで残り4か国を予選で決めるという方式を取っていた。恐らく次回も上位12か国がシードとなり、残り8か国を予選で決めるということになるだろう。

第4回までは予選出場16か国を4つのグループに分け、各組1位が本戦に出場するという形をとっていた。この方式の問題点として予選参加国が招待制であり実力ややる気がありながらも出場できない国があったことである。大会の普及のためにも希望国が全て出場できるように大陸予選の実施が望まれる。

出場国の決め方としては北京五輪のように大陸予選を行い、その後に世界最終予選を行うというのが予算の少ない国にとっても出場しやすく、激戦区の地域でも最後までチャンスがあるため良いのではないだろうか。筆者が考えた予選の概要は以下の通りだ。

・米州予選(出場枠2)3、4位が世界最終予選へ

・アジア予選(出場枠1)2、3位が世界最終予選へ

・欧州予選(出場枠1)2,3位が世界最終予選へ

・世界最終予選(出場枠4)上記6ヶ国とアフリカ予選1位、オセアニア予選1位が出場

まずは米州予選から。北京五輪と同様に上位2か国が本戦出場、3,4位が最終予選に回ることになる。予選突破となる上位2か国はよほどのことがない限りはメキシコとカナダになるだろう。最終予選に回るのは本戦出場経験のあるパナマとブラジルか。対抗馬としては第3回から予選に参加しているニカラグアとU-23に出場したアルゼンチンが候補に挙げられる。

アジア予選は順当なら台湾の突破が濃厚だ。最終予選に回るのは中国とフィリピンになるだろう。ダークホースはここ数年で力をつけていたパキスタンか。

欧州予選は第3回に出場したスペインが最右翼だが、ドイツやチェコなども力がある。他にもイギリスやフランス、ギリシャなども力はある。野球が盛んではないと言われているがそこそこの力を持っている国は実は多い。もっと普及が進めばオランダやイタリアのような強豪国が増えてきて野球が世界的スポーツとなるだろう。今回は1位スペイン、2位ドイツ、3位チェコと予想する。

アフリカ予選は南アフリカが圧勝するだろう。ここのところウガンダが力を伸ばして生きているが、まだ南アフリカには及ばないだろう。オセアニア予選はニュージーランド以外に出場する国があるかどうかも怪しいところなのでニュージーランドが勝ち抜くだろう。

以上からメキシコ、カナダ、台湾、スペインが大陸予選を突破し、パナマ、ブラジル、中国、フィリピン、ドイツ、チェコ、南アフリカ、ニュージーランドの8か国になると予想する。最終予選の突破国はパナマ、ブラジル、中国、ドイツと予想するが、この予選はかなり混戦になるだろう。

・本戦の組分け予想

そして本戦のレギュレーションだがラグビーのW杯のように味ラウンドを4グループに分け、5か国の総当たりで上位2か国が2次ラウンドに進むという形になるだろう。組分けは前回大会の成績と興行面を考慮して振り分ける。前回成績と予選を考慮したグループ分けは以下の通り。

グループ1(前回ベスト4)アメリカ、プエルトリコ、日本、オランダ

グループ2(前回ベスト8)ドミニカ共和国、イスラエル、キューバ、ベネズエラ

グループ3(前回ベスト12)韓国、オーストラリア、コロンビア、イタリア

グループ4(大陸予選突破国)メキシコ、カナダ、台湾、スペイン

グループ5(最終予選突破国)パナマ、ブラジル、中国、ドイツ

上記の5グループから興業や移動の負担を考慮し、均等に1か国ずつ振り分けた筆者の組分け予想がこちらだ。

プールA(台湾)オランダ、キューバ、オーストラリア、台湾、中国

プールB(日本)日本、イスラエル、韓国、スペイン、ブラジル

プールC(アメリカ)アメリカ、ドミニカ共和国、イタリア、カナダ、ドイツ

プールD(プエルトリコ)プエルトリコ、ベネズエラ、コロンビア、メキシコ、パナマ

観客動員数を考えれば次回も2次ラウンドを日本で行われると予想しての組分けだ。2次ラウンドで日本の組が楽すぎるという批判があったが、移動の負担を考えればメジャーリーガーで構成されるドミニカ共和国やベネズエラを日本に呼ぶのは現実的に難しい。そうなればアメリカとの外交問題を抱えているキューバや欧州のオランダなどを呼ぶしかないのが現状だ。

まずはプールAとプールBだが、韓国が次回のホーム開催の撤退を表明しており、2大会ぶりの台湾ラウンドが実施されそうだ。過去2大会で日本とキューバが同じ組で日本のファンにも飽きられるということを考慮してキューバを台湾に送り込んでみた。そこで日本に送り込まれるのがイスラエル。第4回では旋風を巻き起こしたが、第5回の戦いで真価が問われるだろう。そして日本と韓国を同組にすることで3大会ぶりに日韓戦を復活させる。低迷が続く韓国だが、日本と同組になることで火が付くだろうか。最終予選組からはブラジルに日系人が多いことを考慮してブラジルを日本ラウンドに組み込んでみた。

続いてプールCとプールD。アメリカ対ドミニカの一戦は1次ラウンドから大盛況だったので次回も1次ラウンドから実施させてみる。プールDは中南米の国でまとめてみたが、かなりの激戦区となりそうだ。第4回の戦いぶりから見ればベネズエラ、コロンビア、メキシコは大差がないように見えたが、果たしてどこが勝ち進むだろうか。

今回の予想はあくまで筆者の考えた妄想であり、これと同じレギュレーションで実施されることはないだろうが、今からこうして考えてみるのも面白いのではないだろうか。ビジネス上手なMLBがどんなレギュレーションで第5回WBCを実施するのか今から楽しみだ。

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