関西学生野球の天王山はエース対決に注目!


関西学生野球秋季リーグ戦は第5節を終え、関大が6勝1敗1分の勝ち点3で首位、立命大5勝2敗で勝ち点2で追う形となっている。9日からの第6節でこの2校が直接対決し、勝ち点を獲得した方が優勝に大きく近づくだろう。このカードの見どころは両エースの投げ合いだ。関大の阪本大樹(4年・履正社)と立命大の東克樹(4・愛工大名電)は8月に台湾で行われたユニバーシアードで侍ジャパンの一員として金メダル獲得に大きく貢献した。今シーズンは両投手ともに素晴らしい活躍を見せているが、その中でも特に優れた数値がある。それがK/BBという数値だ。

K/BBとは奪三振÷四死球を算出した数値であり、制球力を評価する指標の一つで3.5を超えると優秀とされている。プロ野球の投手では最も優秀なのが上原浩治(カブス)だ。彼はNPB通算が1500回以上投げた投手の中では最も良い6.68でレッドソックス時代の2013年には11.22という極めて優秀な記録を残した。

しかし、東と阪本はこの上原の記録を大きく上回っている。東は奪三振28、四死球2の14.00、阪本は奪三振33、四死球2の16.50という驚異的な数値を叩き出している。さらに阪本は四死球2のうち、1つは敬遠の四球である。40回で四死球が実質1つという飛び抜けたコントロールの持ち主なのだ。一方の東も四死球を2つ出した試合は脚を痛めていた状態で登板しており、1イニングで降板している。この試合を除けば18回で自責点0、被安打9、奪三振26、四死球0という大活躍を見せている。大学レベルでは普通に投げたら打たれないという投球を披露しており、関大戦での状態が注目される。春は東が関大相手にノーヒットノーランを達成しているが、果たして秋はどんなピッチングを見せてくれるだろうか。

関大・阪本大樹

立命大・東克樹

秋の王者を決める天王山はハイレベルな投手戦が予想される。関大・阪本、立命大・東の侍ジャパン投手の投げ合いから目が離せない。

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