第29回出雲全日本大学駅伝区間オーダー:3連覇狙う青学は3区に下田、優勝候補東海は2年生5人


学生3大駅伝の開幕戦である「第29回出雲全日本駅伝」(出雲駅伝、10月9日午後1時5分号砲)の区間オーダーが8日に発表された。3連覇を狙う青山学院大はエース・下田裕太(4年)は3区に、アンカーには今シーズン絶好調で3大駅伝デビューを果たす成長株の橋詰大慧(3年)を配置した。また、スピードランナーを多数要する優勝候補の東海大は、4区に鬼塚翔太(2年)、アンカーには關颯人(2年)を配置するなど、6区間中5区間を2年生で占めた。

全長45.1キロ、6区間で行われる出雲駅伝は、学生スピードNo.1を決定する駅伝で、トラックシーズンを終えて約1ヶ月の間でロード仕様へと選手には変化が求められるために、1区間20キロ超の箱根駅伝を見据えた戦いをする大学にとって非常に勝つのが難しい大会とも言われている。

<6区間の距離>
1区:8.0キロ
2区:5.8キロ
3区:8.5キロ
4区:6.2キロ
5区:6.4キロ
6区:10.2キロ

2012年の出雲駅伝で初優勝を果たし、2015年、2016年と連覇を果たしたディフェンディングチャンピオンの青山学院大は、1区に今年の箱根駅伝でも1区を走った梶谷瑠哉(3年)が担う。5000㍍13分55秒の自己ベストを持ち、箱根駅伝での大崩れしない粘りの走りが持ち味の梶谷でまずは先頭集団にくっついていきたいところだ。2区には故障明けとなる田村和希(4年)を配置。5000㍍、10000㍍ともにチーム一の自己ベストを持つゲームチェンジャー”駅伝男”の快走に期待が集まる。3区には田村とWエースでチームを引っ張る下田、4区に小野田勇次(3年)と力のある上級生を置いた。5区にはルーキーの神林勇太(1年)、そしてアンカーには今シーズンに入って5000㍍で13分台、10000㍍で28分台と学生エリートの証となるタイムをたたき出して急成長を見せる橋詰を原晋監督は大抜擢した。期待のルーキーとチームNo.1の成長株がどんな走りを見せるか楽しみだ。

青山学院大の3連覇を阻む急先鋒は東海大だ。両角速監督はゴールデンエイジと言われる2年生世代を6区間中の5区間に配置。4区に鬼塚、6区に關と昨年の出雲駅伝でも快走を見せた両者を要所に置いた。そして、今年の日本選手権1500㍍で優勝した 館澤亨次(2年)を2区に、9月の日本インカレ5000㍍で日本人トップとなる3位となった阪口竜平(2年)は1区を、同10000㍍で5位入賞を果たした松尾淳之介(2年)は3区を任されるなど、9月に結果を残して勢いに乗るランナーを出雲路に送り込んだ。唯一の3年生・三上嵩斗は昨年同様5区を任され、昨年青山学院大に最後の最後で先頭を譲った同じ区間で雪辱を果たしたい。

青山学院大、東海大の2強に待ったをかけたい東洋大は1区に日本インカレ10000㍍で日本人トップの3位となったルーキー・西山和弥を配置し、3年生以下のメンバーのみで戦いに挑む。駒沢大は8月のユニバーシアード(@台湾)のハーフマラソンで金メダルを獲得した片西景(3年)が6区、同銀メダルの工藤有生(4年)は3区に入った。

出雲駅伝2017膳21チームの区間エントリー表

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