スポーツコーチの夢と挑戦


ここ最近、ボクシングジムに通っています。高校時代の同級生でボクシング部出身者が、後輩の運営するボクシングジムで、「トレーニングしよう!」と誘ってくれたので、卒業以来会っていなかったにもかかわらず、毎週一回トレーニングに参加するために、ジムに通い出しました。
同級生は、空手の元日本チャンピオンでもあり、現役の道場師範代で、毎日のようにばりばりと稽古をしています。そんなため、鍛え方も、格闘技使用で、3分間の体幹ローラーを5-8セット行ったり、1分間トレーニング休息30秒を5-8種目を一周として3周ほど行ってからの、さらに、局部を追い込んだトレーニングを、息絶え絶えになりながら行っています。
よく、知り合いに、体によいので、参加するように勧めるのですが、「絶対いや!」と強く拒絶されます。
最近の研究では、筋トレといわれるようなストレングストレーニングを行い、筋肉を付けることで、色々な病気から体を守るのではといわれています。ガンに限っては、約30%も予防効果があるのではというエビデンスが紹介され、注目されています。有酸素運動や無酸素運動が、認知機能によい影響を及ぼすのではないかという論争から、さらに、身体活動は、今や筋肉や骨を強くするだけではなく、筋肉や脂肪ですら様々な病気から身を守る重要なものと捉えられています。身体活動は、まさに、体を強くするひとつの重要な戦略となっています。予防医学が注目される中、身体活動は、最も安価な自己防衛策です。
そんな、重要な身体活動が行える、ボクシングジムですが、実は、世界チャンピオンになった方が、ジム運営を行ってもなかなか持続することは困難であるようです。また、プロボクサーになっても、生活力が高まるかといえば、難しいようで、むしろ困難さがつきまとうようです。プロの世界であるボクシングですら、ジムの会長いわく「プロを目指すことは、難し!夢もないし、引退後どのように過ごすのか!?と考えた場合、プロを目指すことを勧めない」と言います。「ただ、ボクシングをアマチュアで頑張ると、社会でも認められることがある」そのために、ボクシングの価値があるといいます。
そんな厳しいプロの世界にあり、あえて、アマチュアの道を行き、ボクシングの普及に努めているはなにか!?実は、このボクシングアカデミーBBは、インターハイ選手や国体選手を多く輩出しています。小さな子どもたちも、夕方ジムを訪れ、元気よく伸び伸びとパンチを繰り出しています。女性の方やお母さんと娘さんといっしょに参加したり、サラリーマンや自営業の方など、日々想い想いに拳を突き出しています。
ジムを運営するのは、本当に厳しいようですが、社会と格闘するジムが、全国各地、ボクシングだけではなく、社会的機能としても重要な役割を果たしている多くのスポーツ、多くのコーチにとって、それぞれの夢であり挑戦の成就、プレイヤーの活動の場が奪われないためにも、そっと場末で応援したい。

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