【記者の横顔】プロローグ・連載開始のお知らせ


たった 10 秒のレースを撮るために夜行バスで 10 時間掛け取材地に足を運び、たった一人のアスリートをインタビューするため自腹を切って遠方に飛び、正月返上で箱根路に赴き…。全て新聞社の記者の話でも、プロのスポーツライターの話でもない。これはすべて大学生の話なのである。4年間の大学生活を捧げ、アスリートの活躍に光を当て続ける学生達がいる。大学スポーツ新聞の学生記者だ。

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学生記者は箱根駅伝の応援旗の隙間から選手にレンズを向けシャッターを切る

1 月 2 日、鶴見中継所。沿道の観戦者達が箱根駅伝のランナーに旗を振り大声援を送る中、しゃがみこんで必死にカメラを構えている青年がいた。大きなカメラバッグを抱え、腕章をはめている。一目見て、学生記者だと分かった。撮った写真は箱根駅伝の結果速報で使うのだろうか。自校の選手を撮りそびれたら取り返しがつかないのだから、必死になるのも良くわかる。駅伝ランナーばかりでなく、学生記者にも声援を送りたい気持ちになった。

大学スポーツ新聞。聞いてピンとくる人は、果たしてどれくらい居るだろうか。箱根駅伝、六大学野球、ラグビー大学選手権…。華々しい学生アスリートの活躍の裏で、それを地道に報道している〝学生記者〟たちにスポットライトが当たることはそう多くないはずだ。母校の体育会の活躍を伝えることに徹し、表舞台に立つことのない彼らだが、つぶさに目をやれば面白味溢れるエピソードが沢山出てくる確信がある。当連載企画では、本来アスリートにスポットライト当てる側の学生記者達に光を当てて、その横顔を探っていく。

 

【記者の横顔連載開始のお知らせ】

当企画では大学スポーツ新聞の記者やOBOG・関係者を(極私的なチョイスで)取材し、連載していきます。更新は不定期。12th Man独占配信(?)でお届けします! 乞うご期待!

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