平昌オリンピック開幕!高梨、平野、宇野・・・日本勢メダル期待の大学生アスリートは?


いよいよ第23回オリンピック冬季競技大会「平昌オリンピック」(ピョンチャン五輪)が9日に開幕する。スキージャンプなど一部の競技については、8日に一足先にスタートするが、ウィンタースポーツが最も熱気を帯びる15日間がその幕を開ける。

12th Manでは大学スポーツをメーンに記事を配信しているが、今回のピョンチャン五輪に日本代表選手として出場する大学アスリートはどんな顔ぶれなのかを調べてみた。JOCが発行する「日本代表選手団名簿」によると、選手は全体で124名(男子:52名、女子:72名)のうち、現役大学アスリートは全部で12名(男子:6名、女子6名)であることが分かった。

【ピョンチャン五輪日本代表「大学アスリート」一覧】

◆アルペン・スキー
安藤 麻(東洋大3年)

◆スキージャンプ
高梨 沙羅(日本体育大4年)

◆スキーフリースタイル
原 大智(日本大1年)
堀島 行真(中京大2年)

◆スノーボード
平野 歩夢(日本大1年)
鬼塚 雅(早稲田大1年)

◆フィギュアスケート
宇野 昌磨(中京大2年)
田中 刑事(倉敷芸術科学大大学院1年)
宮原 知子(関西大2年)

◆スピードスケート
齋藤 慧(神奈川大4年)

◆アイスホッケー
床 秦留可(法政大2年)
高 涼風(北海道文教大3年)

高梨 沙羅(日本体育大4年)

日本代表の約1割が大学アスリートということになるのだが、その多くは世界を舞台に戦っているのでいわゆる”インカレ”などで見ることが出来る機会はほとんどないため、あまり知られていないのが実情だ。

この大学アスリートの中でも最も皆さんに知られているのが、スキージャンプの高梨沙羅だろう。テレビCMなどにも多数出演しており、「えっ、日体大の学生だったの?」と驚いた方もいるのではないだろうか。そして、スキージャンプ女子のワールドカップで通算53勝を誇る女子ジャンプスキー界の若きプリンセスなのだ。

もちろん、今回のピョンチャン五輪で金メダルの期待が高まるのだが、実は今シーズン高梨はまだW杯で1勝も出来ておらず、絶対的な女王の座が揺らいだいるのだ。

実際、スポーツの勝敗などにオッズを提供し、賭けを募っているブックメーカーの「ウィリアムヒル」が発表したピョンチャン五輪スキージャンプ女子の金メダルオッズによると、高梨は4番手となる6倍のオッズとなっているのだ。金メダル最有力には今シーズンより台頭してきたマーレン・ルンビ(ノルウェー)でオッズは2倍。今シーズンW杯で6勝を挙げている絶好調ジャンパーに高梨が意地を見せることができるかに注目したい。

今シーズン台頭してきたと言えば、男子フリースタイルスキーモーグルの堀島行真(中京大2年)だ。昨年の世界選手権のモーグル、デュアルモーグルで2冠を達成し、一気に世界の頂点へと名乗りを上げた。ブックメーカーの金メダルオッズでは17倍の5番手予想で、3度目の五輪で悲願のメダル獲得を狙う遠藤尚(11倍)のあとを追う展開だが、十分にメダル獲得のチャンスはあるだろう。

フィギュアスケート陣にもメダル獲得に大きな期待がかかる。男子シングルには先ほどの堀島の同級生である宇野昌磨(中京大2年)が金メダルが狙える位置にいる。全日本選手権で2連覇を達成し、今年1月に台北で行われた四大陸選手権では銀メダルを獲得するなど勢いに乗っている。ブックメーカーもこの宇野を高く評価しており、ソチ五輪に続く同種目連覇を狙う羽生結弦と同じ3.25倍の2番手オッズをつけているほどだ。

同女子では、宮原知子(関西大2年)がブックメーカーのオッズで6番手となる17倍となっており、表彰台争い絡んでいきたい。

女子種目でメダル獲得が有力視されているのは、スノーボードのスロープスタイルに出場する鬼塚雅(早稲田大1年)だ。早稲田大入学以前から2015年の世界選手権スロープスタイルで優勝、2017年世界選手権では同種目3位に入るなど世界の舞台で活躍。ブックメーカーのオッズでは5番手の16倍と上位に支持されている。

最後になってしまったが、スノーボードで忘れてはいけないのが平野歩夢(日本大1年)だ。イケメンアスリートとしても注目を浴びる彼だが、2014年のソチ五輪男子ハーフパイプでは見事に銀メダルを獲得。今回の大学アスリートの中で唯一五輪でのメダルを獲得している選手なのだ。ブックメーカーの金メダル獲得オッズでも、2006年トリノ五輪、2010年の五輪で同種目連覇を果たしているアメリカのショーン・ホワイト(3.25倍)に肉薄する3.5倍のオッズで、今回の大学アスリートの中で最も金メダルに近い男と言ってよいだろう。

今回のピョンチャン五輪では、日本勢のメダル獲得争いと同時に、大学アスリートの活躍にも注目してはいかがだろうか?そして、オリンピックが終わったあとに、各大学のスポーツ新聞が彼らの活躍をどのように報じるのかにも期待したい。

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