バスケットボール部・第34回京王電鉄杯チャリティーマッチ 対専修大・拓大


4月8日 エスフォルタアリーナ八王子

強豪相手に接戦制す

 

全10大学がAグループ・Bグループに分かれ、大会最終日に総合順位を決める京王電鉄杯。1日目を1勝1敗で終えたAグループの中大は、この日同じく1部リーグに所属する専修大と拓大と対戦した。大きい選手が揃う両チームだったが、「攻撃の回数を多くすることを意識した」(荻野コーチ)と、持ち前のディフェンス力と、積極的なプレーで仕掛け、一進一退の攻防に。強豪相手に一歩も引かず戦い抜いた中大は、2日目を1勝1引き分けで終え、Aグループ3位で最終日の総合順位決定戦へと進む。

対専修大スターター

#14久岡幸太郎主将(商4)、#8古河ウェスリ―(文1)、#13中村功平(総4)、#22足立翔(商3)、#71沼倉壮輝(経3)

まずは専修大との第1戦。留学生など大きな選手が揃う相手に、持ち前のディフェンス力を発揮する。#71沼倉が積極的に体を張りリバウンドに参加すると、#13中村も外から正確なジャンプシュートを放ち、点を稼ぐ。しかし「力の出し方が安定していなかった」(荻野コーチ)と、次第に小さなミスが目立つように。オフェンスリバウンドで相手に競り負け、ボールを奪われると、そのまま連続失点を許し、点差が広がっていく。それでも何とか食らいつき、前半を30-33の3点ビハインドで終える。

▲安定力あるプレーでチームを支える#13中村

中大に流れが訪れたのは後半だった。途中出場した、期待のルーキー町井丈太(法1)のプレーが光る。1年生ながらも、果敢にドライブでインサイドに攻め入ると、鮮やかな連続シュートを決める。「(1年生の活躍が)チームを活性化させている」(荻野コーチ)とチーム全体の底上げに繋がるプレーを見せ、ベンチも盛り上がる。さらに、#2大﨑翔太(総3)や#22足立も、高い位置からプレッシャーをかけたり、ディフェンスに変化を付けたりして、チームに流れを引き寄せる。このまま勢いに乗り、一気に点差をつけたい中大だったが、専修大の猛攻に遭う。コースの甘いボールをパスカットし素早いパスワークでボールを運ぶと、連続3ポイントシュートを決め、残り30秒で同点に追いつかれる。何としてでも逃げ切り勝利を狙いたい中大だったが、シュートを放つもリングに嫌われ得点に結びつかず、そのままタイムアップ。78-78の引き分けで接戦を終えた。

良い時間帯・悪い時間帯がくっきり見えてしまった専修大戦。プレーの波をいかに小さくするかが次戦の拓大戦の勝敗を左右するポイントとなりそうだ。

▲#15町井は1年生ながらも攻めあるプレーで輝きを放った 

対拓大スターター

#8古河、#13中村、#15町井、#22足立、#71沼倉

続く拓大との第2戦。最初に仕掛けたのは中大だった。#8古河の先制点で試合が始まると、スクリーンをかけるなどしてディフェンスのプレッシャーを高め、相手の動きを封じ込める。さらに外から#22足立、#15町井が確実に点を稼ぎ、点差を広げる。だが相手にわずかな隙を突かれ、連続3ポイントシュートを許すと、その点差は一気に縮まりすぐさま同点に。#2大﨑、#14久岡主将の速攻からのプレーで一時は勢い付くも、相手のオフェンスに押し負け、36-39で前半を折り返す。

▲試合開始前の選手たち(左から、町井・古河・沼倉・足立・中村)

後半も拓大のペースが崩れない。相手のボールをなかなか奪うことができず苦しい時間帯が続く。悪い流れを何とか断ち切りたい中大は、#13中村、#2大﨑を中心に追加点を狙うが、リングに嫌われる。それでも得たフリースローのチャンスをしっかりと物にし、少しづつ点を重ねていく。

状況が一変したのは、第4ピリオドだった。#71沼倉のレイアップシュートが鮮やかに決まると、これに#33三上侑希(法3)も続き、連続シュート。相手にボールを運ばせない。さらに#14久岡主将も3ポイントシュートを沈めると、土壇場で同点に追いつく。だが拓大も負けじと、追加点を奪う。両チーム一歩も譲らぬ、一進一退の攻防が試合終了間近まで続く。

▲主将の意地をプレーで見せつけた#14久岡

そんなシーソーゲームを最後に動かしたのは中大だった。残り2秒、中大#14久岡主将から放たれたシュートは綺麗な放物線を描き、そのままリングに吸い込まれていった。見事な逆転シュートにベンチや観客は歓喜。試合はそのままタイムアップし、強豪・拓大から70-68で白星を勝ち取った。

これで2勝1敗1分となった中大は、Aグループ3位となり、最終日の総合順位決定戦へと臨む。最終戦を勝利で飾り、4月下旬から行われるトーナメント戦へ弾みをつけることができるか。新生中大の活躍に注目が集まる。

 

◆大会結果

中大78(12-17、18-16、20-25、28-20)78専修大

〇中大70(20-16、16-23、14-17、20-12)68拓大●

<Aブロック順位>

1位:青学大(4勝) 2位:専修大(2勝1敗1分) 3位:中大(2勝1敗1分) 4位:拓大(1勝3敗) 5位:慶大(4敗)

<Bブロック順位>

1位:早大(3勝1敗) 2位:明大(3勝1敗) 3位:法大(2勝2敗) 4位:日大(2勝2敗) 5位:東大(4敗)

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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