ハンドボール部・春季関東学生ハンドボールリーグ戦 対日大


5月4日 日大八幡山総合体育館アリーナ

2連敗からの5連勝 つかみつつある勝負勘

▲寺島のシュート。守備でも実方監督が太鼓判を押す活躍

「前半がすべてだった」(実方監督)。試合を終え、指揮官は選手共々肩をなでおろした。対戦した日大は、試合前時点で3勝1分2敗と調子が出ていなかったが、地力がある上に、昨年度秋まで中大が長らく勝ち星を上げられなかった相手。「大接戦になるかと思った」(実方監督)という注目の一戦だったが、前半に付けた7点差を守り切り勝利。セーフティーリードともいえる前半の貯金がものをいった。

▲この日11得点の北詰

前半、「いい出だしが切れた」と語るのは山﨑智之(総4)だ。先制点を挙げると、多くの選手がゴールに絡む。ポストやサイドなど、多彩な崩しで相手ディフェンスをほんろう。開始12分でスタメンのコートプレーヤー全員がゴールを決める。守っても、GKの山﨑が相手シュートをことごとくシャットアウト。「キーパーに助けられた」と北詰明未(商4)も同期の活躍を称えた。攻守がかみ合い、3点差が5点差へ、そして7点差へと広がっていく。前半最後は森田啓仁(法4)の速攻。大量7点のリードを奪い、ハーフタイムを迎えた。

▲出場した試合すべてで結果を残している福本

後半、「相手の流れが来ると思っていた」(寺島健太・総2)。日大は開始早々から3-3の守備陣形を敷き、中大オフェンスにプレッシャーをかける。パス回しをけん制しミスやカットを狙う相手ディフェンスに手を焼き、バタつく場面も見られた。しかし、「雰囲気を盛り上げるシュートや試合を決めるシュートは自分が決めるべきだと思っている」という北詰を中心に食らいついた中大。ベンチやスタンドの選手は声を張り上げ応援し、交代出場の福本吉伸(経2)は短時間で4点を奪うなど、チーム全員で背後に迫る追撃の足音を、なんとか振り切った。最終スコアは29-24。連敗スタートから、破竹の5連勝を飾った。

▲笑顔のベンチメンバー。両手を高く上げているのが寺島。

「相手の追い上げムードを跳ね返す力がまだない」。北詰は少し厳しめに、今のチーム状態を語った。相手を型にはめ、自分たちのペースを押し通せる絶対的な強さはまだ遠いが、勝負どころで守る、点を取る力が付いてきたのは春リーグの収穫として選手も実感している。リーグ戦は残すところあと2試合、どちらも強豪チーム。「しっかり声を出して、競り勝てるように」(寺島)。ここまでの真価が問われる2試合になりそうだ。

 

◆試合結果◆

中大29(17-10、12-14)24日大●

 

◆コメント◆

実方監督

「試合を振り返れば前半に7点差をつけたことが全てですね。今日良かったのはディフェンス。今までの中では一番よかったのかなと。すごくチームの状況もどんどん上がってきてるので、あと2試合きっちり勝って、秋とインカレにという風にしたい。来週末は国士舘なので、しっかり対策をして臨みたいと思います」

北詰

「前半は結構自分たちの流れで試合を運べて、相手のミスも多くて助けられた。 チームとしては勝負どころが徐々にみんなわかり始めてきたけど、やっぱり相手の追い上げムードを跳ね返す力がまだないかなっていうのはある。個人としてはエースとしての自覚が成長した部分。来週も自分たちのゲームができれば結果はついてくると思うので、これまでの勝ちを一回リセットしてやっていきたい」

山﨑

「いい出だしが切れて、今日は珍しく流れがいい感じにできたので、いい試合ができたと思います。練習でやってきたことがしっかりできたので、それはいい収穫になった。でもまだまだできていないこともあるので、修正しないといけないなと思います」

寺島

「 ディフェンスがしっかり守れて前半機能していて、点差を広げることができたかなと思う。後半に相手の流れがくると思っていたので、相手の流れをいかに短くできるかっていうのを自分たちで声を出して話し合いをした。あと2試合厳しい相手だけど、しっかり声を出して、競り勝てるように頑張ります」

福本

「先輩が調子悪いときに僕が出て、自分の役割をしっかり果たして、下級生なのでチームを盛り上げて雰囲気よくしていこうかなと思ってました。最初の2戦負けてしまって、それからチーム皆で考えるようになって、チーム一人一人が勝つという強い意識を持っていけてるので、あと2戦も勝ちたいです。」

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

コメントを残す