5・27 相模原ギオンスタジアム
総合29点、1部10位 課題の残る大会に
暑い日差しの中、4日間にわたり行われた関カレの最終日。ハーフマラソンには、今年度から駅伝主将に就任した関口康平(理工4)と岩佐快斗(経3)が出場した。「最悪でも10位以内に入りたかった」という関口主将だが、他大とのレベルの差を実感し、23位という不本意な結果に終わった。6月末に行われる全日本予選に向け、「一人一人がもっと結果にこだわり、チーム全体で盛り上げていきたい」(関口主将)と語る。
長谷伸之助(法4)は400㍍H準決勝を勝ち上がり、難なく決勝に進出。自己ベストとの差わずか0.11、50秒63という好タイムで4位となった。400㍍ブロック長を務める長谷。「チームの雰囲気が自分自身の記録を押し上げてくれた」(長谷)。インカレでは49秒台での優勝を目指す。
▲400㍍Hを激走する長谷
800㍍決勝には、1500㍍で入賞を果たした田母神一喜(法3)が登場。安定した走りを見せたが、接触の影響もあり、8位。今大会二人目の表彰台とはならなかった。
▲800㍍決勝での田母神
5000㍍決勝には中山顕(法4)、手島駿(商1)が出場。初日に行われた10000㍍決勝で入賞を果たした中山だが、5000㍍では持ち前の粘り強さを発揮しきれず、29位。手島も全国高校駅伝に3年連続出場した実力者だが、大学のレベルの高さを前に厳しい内容のレースとなった。「実力不足、準備不足を感じた」(手島)。
▲5000㍍に出場した手島
関カレのトリを飾った4×400㍍R決勝。予選1走の染谷佳大(法2)に代わり、長谷が出場。藤堂誉志(経2)、椎谷祐士(経4)、長谷、船越翔太(商2)の4名での出走となった。1、2走は他大との拮抗(きっこう)した勝負を繰り広げ、良い流れでバトンをつないだ。しかし、3走で選手同士の接触があり、呼吸が乱れた中大は、6位に終わった。
▲長谷から船越へのバトン
4日間で表彰台に登ったのは100㍍3位竹田一平(経4)のみ。総合得点29点。1部10位という課題の残る大会となった。インカレでの飛躍に期待したい。
◆試合結果◆
ハーフマラソン決勝
㉓関口駅伝主将 1時間7分41秒
㊸岩佐 1時間11分59秒
400mH準決勝
1組③長谷 51秒03
2組⑤平村太幹(商3) 52秒76
→長谷は決勝に進出
200m準決勝
1組⑦堀場廉(商2) 22秒16
800m決勝
⑧田母神 1分56秒96
400mH決勝
④長谷 50秒65
5000m決勝
㉙中山 14分48秒53
㉞手島 15分53秒08
4×400mR 決勝
⑥中大(藤堂→椎谷→長谷→船越) 3分11秒93
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部