全日本大学駅伝関西予選会展望


昨年1位通過の関学大

6月10日に西京極総合運動公園陸上競技場にて第50回全日本大学駅伝関西学連出場大学選考会が開催される。10000mのレースを4組に分けて行い、10人中上位8人の合計タイムで順位が決定。今大会は12大学が出場し、上位3大学が10月の出雲駅伝と11月の全日本大学出場権を獲得することができる。昨年は1位関学大、2位立命大、3位京産大という結果に終わったが、今年はどこが出場権を獲得することができるだろうか。まずは目安となる上位8人の平均タイムを見ていきたい。

10000m上位8人平均タイム
1位 立命大 29分51秒36
2位 関学大 30分03秒73
3位 京産大 30分41秒32(7人)
4位 大経大 30分49秒78
5位 関大  31分02秒05
6位 龍谷大 31分02秒56
7位 びわ学 31分04秒20
8位 近大  31分19秒62
9位 京大  31分43秒13
10位 阪大  31分43秒36
11位 大院大 31分44秒93
12位 大体大 31分49秒76

持ちタイムと実績を考えれば立命大、関学大、京産大の連続出場の可能性が高そうだ。立命大は出場大学で唯一平均タイムが29分台と一歩リード。29分台の選手が5人もいて選手層では頭一つ抜けている。30分台の選手でも関西インカレで入賞した高畑祐樹(3年)・凌太(1年)兄弟など持ちタイム以上の力を持っている選手がおり、レース中のアクシデントがない限りは1位通過できそうだ。

立命大・高畑祐樹

昨年1位通過の関学大は関西インカレ5000m、10000m2冠の石井優樹(3年)とハーフマラソンの関西学生記録保持者である坂東剛(4年)の二枚看板が強力だ。川田信(2年)を含めた4組投入が予想される3人の顔ぶれは出場校一だろう。ポイントはこの3人に続く選手の出来だ。2組、3組に投入されるであろう小嶋一魁(4年)、川島貴哉(3年)、中谷一平(3年)らが上位で走ることができれば、3年連続の1位通過も見えてくる。

関学大・石井優樹

全国最多の45回出場を誇る京産大は上坂優太(4年)がチームの柱。関西インカレのハーフマラソンで優勝するなど着実に力を付けている。彼に続く存在である西川和希(4年)、宮下朝光(3年)、日下聖也(4年)が粘れるかどうかが一つのポイントとなりそうだ。また10000mの経験が浅い選手が多いのが気がかりだが、日頃の練習の成果をどこまで発揮することができるだろうか。

京産大・上坂優太

この3大学を打ち破る候補として総合力のある大経大、スピードランナーの多い関大、昨年から勢いのある龍谷大の名が挙がるが、筆者の注目は強化3年目のびわこ学院大だ。関西インカレ2部で10000mとハーフマラソンの2冠に輝いた今西洸人(3年)を筆頭に昨年から急上昇を見せている。今年の予選突破は簡単ではないだろうが、来年には間違いなく出場権争いに絡んでくるだろう。今年の目標は5位ということだが、どこまで上位チームに食らいついていけるだろうか。

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