女子卓球部・全日本大学総合卓球選手権大会 団体の部(準決勝・決勝)


「来年こそは絶対優勝」 宿敵早大に敗れインカレ制覇ならず

 

7月15日 墨田区総合体育館

 

「目標はインカレ優勝」。悔しい結果に終わった昨年のインカレから、選手たちは口をそろえてそう言ってきた。今季の中大は春リーグ2位、関東学生でシングルス、ダブルスともに優勝を飾るなど、調子は上向きで迎えた今大会。準決勝の日大に勝利し決勝に進出したが、相手は昨年インカレ連覇を果たし、春リーグでも中大を制して優勝した宿敵早大だ。結果は2-3と中大が一歩及ばず、敗北。「優勝」の2文字にはまたも手が届かなかった。

 

大会最終日。準決勝は日大との対戦。第1シングルスの山本笙子(法2)が3-0で勝利し、チームに勢いをつけると続く森田彩音(法3)も実力者奥下を相手に善戦し快勝。森田はその後秋田佳菜子(文4)とともにダブルスに出場すると、これも3-0のストレート勝ち。6月の関東学生選手権大会でタイトルを手にした3選手が輝きを放った。

 

決勝進出を決めた中大の前に立ちはだかったのはまたも早大。そんな早大戦で良いスタートを切ったのは森田。今大会MVPに選ばれた実力者、徳永を相手に3-0のストレート勝ちで快勝した。「春リーグでは気持ちの面で負けてしまった。今回は強い気持ちを持って戦っていこうと思っていた」と森田。「パワー負けしないようにボールを強く打つ練習をしていた。それを生かせたのが良かった」と、その強い気持ちがプレーからもうかがえた。

▲今大会シングルスで負けなしの森田。「良かったところを伸ばしたい」と今後にも期待が懸かる。

 

続いて登場したのは山本。森田からの流れを受け継ぎたいところだったが、まさかのストレート負けを喫した。第2ゲームでは4点リードする場面もあったが、本来の力を発揮することができなかった。

ダブルスは秋田・森田組が出場。第1ゲームからなかなか勢いに乗ることができない。2ゲームを先取され、第3ゲームはなんとか勝ち取るも、第4ゲームで連続ポイントを奪われ敗北した。

 

▲後半に粘りを見せた梅村。1年生ながらインカレで主力として活躍した。

 

負ければ試合終了となる第3シングルスを託されたのは1年生の梅村優香(文1)。相手は同学年の笹尾で、梅村が高校時代から対戦してきた選手だ。第1ゲームを先取したものの、第2、第3ゲームを奪われる。あとがなくなった梅村は続く第4ゲームを僅差で勝利。そして最終ゲームでは圧巻の8連続得点を奪って後続につないだ。「大学に入って(笹尾に)負けていたので、勝てて良かった。正直(最終ゲームで)逆転できるかわからなかったけど、あきらめないで戦えた」と梅村。粘り強いプレーで中大の勝利を手繰り寄せた。

 

優勝の行方は中澤紬(文3)に任された。中澤は今季リーグ戦で大躍進を遂げたが、相手の鎌田に終始主導権を握られ0-3で敗北。中澤の目に涙があふれた。

▲試合が終了し、悔しさをにじませ天を仰ぐ中澤

 

シングルスは全て3年生以下で臨んだ今大会。悲願のインカレ優勝を果たすには、早大の主力が抜ける来年が大きなチャンスだ。「うちは来年も今のメンバーとそんなに変わらない。圧倒的な強さで勝ちに行く」と意気込む矢島監督。「来年こそは絶対優勝」とルーキー梅村も頼もしい。来年を見据えたチームづくりで、次なるインカレの優勝を目指す。

 

大会結果

準決勝

〇中大3-0日大●

〇山本3-0高原●

〇森田3-0奥下●

〇秋田・森田組3-0奥下・小室組●

 

決勝

●中大2-3早大〇

〇森田3-0徳永●

●山本0-3阿部〇

●秋田・森田組1-3笹尾・岩越組〇

〇梅村3-2笹尾●

●中澤0-3鎌田〇

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

 

 

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