ハンドボール部・秋季関東学生ハンドボールリーグ戦 対日大


9月1日 日大八幡山総合体育館アリーナ

中大の新たな「翼」 7点ビハインドからの逆転劇

秋リーグ開幕戦は日大との対戦。前半開始から約10分相手の流れで大量ビハインドを負うも、「前半終わりと後半はじめがすごくよかった」(山﨑智之・総4)と猛追。詰めた点差はなんと12点。一人で9得点をたたき出した中村翼(法1)を実方監督は「MVP」と讃えた。

▲佐野主将のシュート

佐野利器主将(法4)のファーストシュートが外れたところから試合が始まった。高い位置からパスコースを牽制する3ー3ディフェンスを敷いてきた日大だが、「序盤は一線の守備で来ると思って準備していた」(佐野主将)と不意を突かれ動揺が走る。前半11分で7点を追う展開に。「出だしが悪いのは中大のダメなところ」と北詰明未(商4)も厳しい顔で語った。しかし、「7点差は『やばい』と思ったけど、展開は想定していた」(佐野主将)と追い上げを図る。前半ラストプレーで中大は満を持してキーパーをさげ7人攻撃。3点差まで縮め前半を終えた。

▲森田啓仁(法4)もサイドシュートや速攻で勝利に貢献

観衆は常に、大逆転の夢を見る。3点差で始まった後半開始から、中大は攻勢に出た。大崎弘市(商4)のゴールを皮切りに、4連取。試合を振り出しに戻し、リードまで得る。その中心となったのが中村だ。1年生ながら、抜群のサイドシュート決定率で攻撃を牽引。「上級生が不甲斐なかった分助かった」と佐野主将も活躍を労った。沸き立つベンチやスタンドから、選手に声援が送られる。会場ごと中大の流れとなり、「中大っていいなと思った」と殊勲の中村も顔をほころばせた。リードは5点まで広がり、試合終了。大逆転劇を演じてみせた。

▲寺島健太(総2)も攻守に活躍した

「後半は中大の守備、攻撃ができた」(実方監督)。日大を散発の10得点に抑え、山﨑の好セーブも光った。守備を中心に鍛え上げてきたという夏場の成果を発揮したと言っていいだろう。秋リーグは優勝と同時に、インカレのシード権を争う大会でもある。「4年生とやれる最後の大会がインカレ。優勝できるチームなので少しでも貢献したい」(中村)。新たな「翼」を得て、秋リーグ、そしてインカレの高みへ羽ばたく。

▲試合終了後のベンチ。良い雰囲気で初戦を終えた。

 

◆大会結果◆

〇中大30(12-15、18-10)25日大●

◆コメント◆
実方監督
「初戦ということもあってか、立ち上がり15分は硬くて冷静になれてなかった。後半は中大のディフェンスとオフェンスをパーフェクトにやってくれた。今日の展開は修正できなかったら負けている。勝ったのは収穫」

佐野主将
「前半はじめがダメだったけど、勝ち切れたのは収穫。7点差になった時は『やばい』と思ったけど、展開としては想定していたので焦りはなかった。4年生が不甲斐なかった分、中村のおかげで勝てた。助かりました」

北詰
「初戦大事にしようと話していたのにうまくいかず、初戦の難しさを感じた。初戦に弱いのは中大の弱さでもあり、課題でもある。そんな中で勝ち切れたのは良かった。インカレに繋がるように一試合一試合を大事にディフェンスとオフェンスの質を上げていきたい」

山﨑
「前半はじめはすごく悪かったけど、前半終わりと後半はじめがすごくよかった。流れがいい時に自分がミスをしてはチームの雰囲気が悪くなるので、気を付けてました。セーブが多かったのはディフェンスがよかったのもあります」

中村
「立ち上がり悪かったけど、試合の中でだんだんと修正できて、やることをやればああいう試合結果になると思った。試合に出してもらったからには1年生として全力でやろうと決めていた。秋からインカレまでは4年生と戦える最後の機会。優勝できるチームなので少しでも貢献できるように頑張りたい」

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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