陸上競技部・日本学生陸上競技対校選手権大会 1・2日目



9月6日 等々力陸上競技場

全カレ開幕!4継、1500m田母神が順当に決勝へ

今年も全日本インカレが開幕。例年は3日間のところ今年は4日間にわたって行われる今大会の初日は、4×100mR予選、1500mR予選、10000m決勝が行われた。大会五連覇中で今年も大注目の4×100mRでは、中大は予選から圧巻の走りとバトンパスを見せつけ余裕の予選1位通過を果たした。『リレーの中大』は今年も健在。大会六連覇達成なるか、明日の決勝に期待が高まる。
▲3走飯塚から4走染谷へのバトンパス

1500m予選では田母神一喜(法3)が出場。同組には館澤享次(東海大)など実力者が名を連ねる中、果敢に攻めるレース展開で予選通過順位内である3位に入り明日行われる決勝へ駒を進めた。

▲ゴール直前の田母神

この日最後の種目となった10000m決勝には長距離勢から唯一加井虎造(文2)が出場。序盤は第二集団で必死に食らいつく加井。しかしその後じりじりと順位を落としたものの、終盤で見せた粘りのある走りで順位を少し上げフィニッシュ。今大会を13位で終えた。

▲粘りの走りを見せた加井

大会2日目となる明日、表彰台に登る選手を見ることができるか、大きな期待が懸かる。

◆試合結果

<4×100mR予選>

1組①中大(宮城辰郎・理工3→竹田一平・経4→飯塚拓巳・法2→染谷佳大・法2)38秒90

<1500m予選>

3組③田母神 3分46秒06

<10000m決勝>

⑬加井 30分54秒29

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

 

月7日 等々力陸上競技場

中大リレー陣、前人未踏の六連覇!

全日本インカレ2日目。この日は、中大のお家芸である4×100mR決勝や、100m予選、1500m決勝が行われ、大いに盛り上がった。4×100mR決勝では、宮城辰郎(理工3)・竹田一平(経4)・大久保公彦(文3)・染谷佳大(法2)の中大リレー陣が大会史上初の六連覇の偉業を成し遂げ、歴史にその名を刻んだ。

▲六連覇にちなみ笑顔で「6ポーズ」を決める(左から)染谷・大久保・竹田・宮城

予選で38秒90の好タイムを叩き出し、全体1位で決勝進出を決めた中大。しかし予選で3走を務めた飯塚拓巳(法2)が肉離れを起こし、チーム内の話し合いで急遽メンバー変更を行うことに。「昨年の日本選手権リレーの3走・4走でバトン繋いでいたから信頼があった」(染谷)と、実力ある大久保に3走が任された。

迎えた決勝当日。「めちゃくちゃプレッシャーがあった」(大久保)、「普段より動きが硬かった(笑い)」(竹田)と、前人未踏の六連覇に注目が集まる中、運命のレースが始まった。1走・宮城が「(走った)記憶がほぼないくらい集中していた」と完璧なスタートダッシュを決めると、2走・竹田、3走・大久保へ順調にバトンが繋がれ、勝負の行方はアンカー染谷の足に託された。全員の思いが詰め込まれたバトンを手に先頭を走る染谷の背後には、小倉(慶大)や多田(関学大)が迫ってくる。その姿を全員が固唾を飲んで見守る。そして、ついに歓喜の瞬間が訪れる。染谷の体がゴールラインを越えた瞬間、中大リレー陣は喜びを爆発させた。夢に描き続けた光景がついに現実のものになり、抱き合い喜びを分かち合う選手たちの顔には、笑顔が溢れていた。試合後、選手たちは「4人でしっかり目標を達成することができてすごく嬉しい」(宮城)、「プレッシャーから解放されたと同時に達成感がすごくある」(竹田)、「このチームで勝てたのが何よりもうれしい」(大久保)、「このチームを信じてきてよかった、報われた」(染谷)とそれぞれ喜びの声を上げた。

▲2走・竹田から3走・大久保へのバトンパス

しかし、偉業六連覇達成の道のりは決して平坦なものではなかった。今年5月に行われた関東インカレでは、大会六連覇が期待されるもまさかの5位。絶対王者といわれた中大が優勝、さらには表彰台を逃す事態となった。当時のことを竹田は「(関カレの5位は)自分の中では、まさかではなくて。正直、勝てる気はしていなかった」と振り返る。さらに、安定して好タイムを出せる選手の少なさから仲間を信じられず、チームの今後に不安を感じることも多々あったと言う。しかし「関カレでボコボコにされて良い意味で開き直れた」(染谷)と、関カレでの敗戦がリレーメンバーの闘志に火を付けた。「インカレ六連覇」という一つの目標に向け、己の全てを懸けて練習に打ち込み、チーム一人一人が成長を遂げた。まさにインカレ六連覇という偉業は、チーム全員で掴んだ努力の賜物だった。そんな中大リレー陣の次なる目標は、「日本選手権二連覇」。絶対王者・中大の走りから、まだまだ目が離せない。

▲圧巻の走りを見せ堂々の3位入賞を果たした田母神

1500m決勝には、昨年の同種目インカレ3位の田母神が出場。風が強い中行われた1500m決勝は、序盤からハイペースなレース展開となる。田母神は集団の真ん中に位置し、前を走る選手がペースを上げれば、その背後にピタリとつくなどして、仕掛けるタイミングをうかがう。しかし、残り200mの差し掛かったところで「先頭が仕掛けたところで反応し切れなかった」と、わずかな遅れをとる。それでも一気にペースを上げると、そのまま持ち前の勝負強さで3位でフィニッシュ。優勝を目指していただけに、「自分の力を出し切れなかった」(田母神)悔しい3位となった。

▲チームメイトの活躍に、応援も熱が入る

3日目は花形種目の100m準決勝、決勝が行われる。中大からは、リレー六連覇に貢献した竹田・宮城・染谷の3人が出場。リレーに続く、表彰台が期待される。さらには、1500mで3位に入った田母神が800mに出場。今大会二冠を狙う。見どころ満載なインカレから目が離せない。

 

◆試合結果

〈棒高跳び〉

⑭渡邊隆太郎(商4) 5m00

 

〈400mH予選〉

3組⑦長谷伸之助(法4)52秒42

 

〈100m予選〉

2組②宮城 10秒77

4組②染谷 10秒48

7組①竹田 10秒89

→3選手そろって3日目に行われる準決勝に進出

 

〈やり投げ〉

㉕塩川航平(理工3) 63m33

㉚栗優人(商4) 57m11

 

〈1500m決勝〉

③田母神 3分47秒32

 

〈4×100mR決勝〉

①中大(宮城→竹田→大久保→染谷) 39秒15

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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