硬式野球部・東都大学野球秋季リーグ戦 対東洋大3回戦


9月28日 神宮球場

見えた14年ぶりのV 『ストップ・ザ・東洋』で勝ち点2!

 


▲6回からマウンドに上がり、好救援を見せた皆川喬涼(法1=前橋育英)

チーム 123 456 789 RHE
東洋大 200 000 000=251
中 大 100 003 10X=5110
[東]上茶谷、甲斐野-佐藤
[中]喜多川、畠中、皆川-古賀
[本]なし

◆スタメン◆
1[遊]牧  秀悟(商2=松本第一)
2[中]五十幡亮汰(法2=佐野日大)
3[三]内山 京祐(文2=習志野)
4[右]吉田 叡生(経4=佐野日大)
5[指]田畑 瑛仁(文4=浦和学院)
6[右]大工原壱成(商3=桐光学園)
7[一]五十嵐滉希(経3=関東第一)
8[捕]古賀 悠斗(法1=福岡大大濠)
9[二]中川 拓紀(商1=宇治山田商)
P   喜多川省吾(経4=前橋育英)

1勝1敗で王者・東洋大との第3ラウンドを迎えた。勝てば暫定ながら首位浮上となる中大は、初回に2点を奪われる苦しい立ち上がり。しかし、その裏に五十幡の中前適時打で1点を返すと1点差のまま試合は進む。そして6回、相手先発・上茶谷(東洋大)から連打で2死一、三塁の好機をつくると、大工原の右前適時打で同点。その後、連続押し出しで2点を奪い勝ち越しに成功した。そのリードを3番手・皆川が守り試合終了。5-2で東洋大を下した。


▲6回、2死一、三塁から大工原が右翼線に同点の適時二塁打を放つ

一気呵成の攻撃だった。1-2の6回、内山と吉田主将の連打などで2死一、三塁の好機をつくると打席には大工原。「昨日は好機で打てず、五十幡が打ってくれた。今日は自分が返そうと」と期する思いがあった。叩きつけた打球は一塁手の頭を越える適時二塁打。今年すでに3敗を喫していた天敵・上茶谷(東洋大)をマウンドから引きずり下ろした。さらに、制球が定まらない2番手・甲斐野(東洋大)から3つの四球を奪い、この回一挙3点。打者一巡の攻撃で、強力投手陣を飲み込んだ。


▲1回途中から登板し試合をつくった畠中優大(経2=樟南)。この試合を復調のきっかけにできるか

投手陣は先発・喜多川が1回を持たず降板。しかし、今季ここまで3敗と苦しむ畠中が相手の勢いを止めた。「今日の先発が喜多川さんで悔しさがあった」と5回まで打たれた安打はわずかに1。今秋のうっぷんを晴らすかのような快投を見せた。グランド整備が明けた6回からは皆川がマウンドへ。負ければ優勝が厳しくなる一戦、ルーキーながらみじんの重圧も感じさせなかった。「(8失点KOされた)亜大戦の反省を生かして入りに気をつけた。ツーシームが良かった分、ストレートが生きた」と4イニングをほぼ完ぺきなピッチングで味方の逆転劇を呼び込み、リーグ戦初勝利を挙げた。


▲同点に追いつき、盛り上がるベンチ

見事な逆転劇で勝ち点2、しかも王者・東洋大から挙げた勝ち点。その価値はとてつもなく大きい。「こうやって競って、粘って勝つのがうちの戦い方。コツコツつないで逆転、うちの勝ち方に持ち込めた」(清水監督)。次なる相手は国学大。大学日本代表・清水を擁する投手陣を筆頭に、強敵なのは間違いない。だが、「国学大戦に勝てば本当に優勝が見えてくる。上だけを見るしかない」(吉田主将)。2004年秋以来14年越しの悲願へ、この勢いのまま連勝街道を突っ走りたい。

◆コメント◆
清水監督
こうやって競って、粘って勝つのがうちの戦い方。コツコツつないで逆転という、うちの勝ち方に持ち込めた。(初勝利を挙げた皆川は)入学当初から期待していたが、なかなかチャンスをあげられなくて。だんだんと大学生のボールになってきた。めどの立つ投手が一人増えたのは大きい。(国学大戦に向けて)最近勝ててないのでね。相性も良くないけど、全員野球で頑張りたい

吉田主将
(上茶谷、甲斐野との対戦。楽しんでいるように見えた)楽しい。ああいう投手を打つことは自分にとっても自信になる。上を目指すには、打たないといけないピッチャーだと思っている。(国学大戦に向けて)国学大戦に勝てば本当に優勝が見えてくる。上だけを見るしかない

田畑
(久々のスタメンで2安打)出れていない悔しさがあった。真っすぐだけを狙って、その中で変化球に対応できたのは良かった。(7回の適時打)あの場面での1点の重要性は分かっていた。打った瞬間、言葉に表せないうれしさがあった

大工原
(6回2死から同点の適時二塁打)昨日は好機で打てず、五十幡が打ってくれた。今日は自分が返そうと。(このカード、上茶谷から2安打)いい投手には変わりはない。打っていこうとチームでも言っていた

内山
(これで8試合連続安打)数字は意識する。引っかけたファーストゴロやセカンドゴロを打たないように心がけている結果かなと。ボールを長く見ることを意識している。(ドラフト候補から安打、自信には)自信になるし、この状態のまま国学大に向かっていきたい

畠中
(2番手での登板)今日の先発が喜多川さんで悔しさがあった。自分がやり返すという気持ちだった。(国学大戦に向けて)1回戦で先発の役割を果たせていない。先発したら完投できるように一戦一戦を大切にしたい

古賀
(6回の押し出し、決勝点になった)ボールを絞っていたわけではないけれど、相手が不利なカウントだったので落ち着いていた。3ボール2ストライクになったところで、自分が打ち気になったところを見逃せたのは大きかった。(皆川と1年生バッテリー)オープン戦とは全く違うボールが来ていた。気持ちが入っていて本当に良かった。よくコミュニケーションも取れているし、それがいい形で結果に出てくれたと思う

皆川
(リーグ戦初勝利)実感はあまりない。先輩が点を取ってくれたので。(8失点KOされた)亜大戦の反省を生かして入りに気をつけた。ツーシームが良かった分、ストレートが生きた。(同じ1年生の)三浦(法大)をライバルというより、参考にしている。直接の面識はないが、古賀経由で話を聞く。(優勝争いの緊張感)入替戦とはまた違う。アドレナリンも出るし楽しい

◆試合結果◆
○中大5-2東洋大●(2勝1敗 勝ち点2)

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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