ハンドボール部・秋季関東学生ハンドボールリーグ戦 対早大


10月6日 国士大多摩キャンパス体育館

「負け癖はいらない」 敗戦にも見えた光

 

現在3連敗中の中大は、同じく秋季リーグ戦では不調に苦しんだ、春季リーグ戦王者の早大と対戦。フィジカルに勝る相手を前に退場者が続出し、敗戦を喫したものの、守備では22失点と健闘した。連敗は4に伸びたが、「この連敗をネガティブにしたくない」(佐野利器主将・法4)。照準をインカレに当て、長期展望でステップアップを目指す。

好セーブを見せ、笑顔の大西暁斗(法3)

前半はロースコアの展開となった。開始早々に速攻から先制すると、1点~2点のリードで試合は進む。得点こそ伸び悩んだが、前半途中の「流れをちょっと変えようと思って」(大西)というキーパーの交代策が見事にはまった。変わった大西が相手速攻を高い位置まで飛び出してインターセプトするなど、高い守備意識で主導権を渡さない。終盤には1点のビハインドを負うが、ラストプレーで名冨光輝(商3)が決め同点に。ついに長い連敗のトンネルから抜け出せるか、そんな雰囲気の中、ハーフタイムを迎える。

 

森田啓仁(法4)のサイドシュート。要所での得点が光った

後半の立ち上がり、先手を取ったのは早大。中大も、佐野主将の連続得点などで食い下がる。しかし、8分40秒に森田が2分間退場。2分間を終え、コートプレーヤーが6人そろったと思えば中村翼(法1)が2分間退場と、立て続けに退場者を出し数的不利に。9分以上もの時間、ゴールから遠ざかった。辛抱強く守るも、点差は3点ビハインドに。それでも、諦めずに春季王者の背中に追いすがった。20分には森田のゴールで再び同点とする。「時間も時間。どっちが先にミスをするか、点差が離れるかっていう展開」(大西)での守備力合戦。「攻撃からの戻りは意識した。でもまだ遅い」と森田が相手の速攻を潰せば、逆サイドの名冨も守備の壁がずらされた際にパスカットでしのぐ。1点差の展開に終止符が打たれたのは、25分の相手ゴール。沸き立つ相手ベンチに、早大もまた苦しい5分間であったことがうかがえた。その後佐野主将の連続ゴールがあるも点差は詰まらず。4連敗が決まった。

連続得点を決め、ガッツポーズをする佐野主将

「負ける原因はちょっとしたこと。でも、ちょっとしたことで4連敗しているのが事実」(佐野主将)。エースの北詰が離脱したことでチームの弱点が浮き彫りになった。攻撃の細かなパス回しなど、一朝一夕でどうにかならないものも多いが、目の前の課題は一つ一つこなしている。次戦は国士大との一戦。現在上位に位置する強豪チームだが、「勝って終わりたい。負け癖はいらない」(大西)。インカレを見据えつつも、結果も求めたい大一番。待ちわびた勝利はもうすぐそこだ。

◆大会結果◆

中大20(9-9、11-13)22早大〇

 

◆コメント◆

実方監督

「今日はいい試合だったと思います。前半はディフェンスがよく頑張った。後半も競ってという話だったんですけど、退場が多かったです。明日もこういう内容のゲームができるかが大事」

佐野主将

「とにかく退場が多かったのと、点差を離されたけど追いついた時、リードまで持っていけなかったのがすべて。負ける理由はちょっとしたこと。でもそのちょっとしたことで4連敗しているのが事実。この連敗をネガティブにしたくないので、弱い所をこれから潰していきたい」

森田

「退場が多かったですね。これだけ退場者が出て失点が22点なので、あと一人二人減らせてたらわからなかった。速攻や攻撃でのミスは、今まで北詰で合わせていたところが安永(翔・法2)に変わったのもある。すぐには合わせられない。明日は勝ちたいですね」

大西

「前半に交代で入ったのは、ちょっと流れを変えようってことです。それで前半は多少チームを助けられたのでよかったです。敗因としては、退場が多かったこと。あと、時間も時間でどっちに流れが行くかわからない、どちらが先にミスをするか、点差を離すかっていう展開で先にミスが出た。負ける時は自滅だと思います。負け癖はいらないので、明日は勝って終わりたいと思います」

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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