関東大学サッカーリーグ戦第2部 後期第4節 対慶大


10月6日 中大サッカー場

 

試合終了間際に魅せた!奇跡の逆転劇!

 

▼スタメン

GK 21飯吉将通(商2)

DF 2安在達弥(商4)、3渡辺剛(経4)、4上島拓巳(法4)、 6今掛航貴(経2)

MF 5中村亮太朗(経3)、 8縄靖也(商3) →71分 25宮城和也(法3)、 10加藤陸次樹(商3)

FW 19大久保智明(経2) →76分 26中村文哉(文4)、9大橋祐紀(商4)、 15 田中優一(商4) →59分 11櫻井昴(法4)

 

▼試合結果

○中大2-1慶大●

得点者:上島(89分)、大橋(91分)

2部単独首位を守り続け1部昇格への期待が高まる中大。今節は2部第7位の慶大との対戦になった。「慶大が自分たちのストロングポイントを分析してくる中で難しい試合だったし、あまりチャンスを作れない試合だった」(上島)と前半に先制点を慶大に取られ苦しい試合展開となった中、試合終了間際に上島と大橋の放ったシュートで2連続得点し、奇跡の逆転勝利を収めた。

 

▲試合終了後の観客席に向け挨拶する選手たち

 

前半開始から中大がボールをキープするものの、なかなか相手陣地へ食い込めない。

前半26分、中村(亮)が右サイドのフリーキックから中へクロスし大橋が頭で合わせるもボールは枠の外へ越えてしまう。その1分後、上島のセットプレーがまさかのイエローカード判定に。その隙に左サイドからのフリーキックを慶大に頭で合わせられ先制点を奪われてしまう。「自分のセットプレーから失点してしまって、追いかける形になって」(上島)と、中大が慶大を追いかける形での試合となった。

前半41分、今掛が絶妙なスルーパスに抜け出し中へ折り返す、これをすかさず加藤がシュートするが相手にブロックされる。しかしこのこぼれ球に反応し大久保がシュートを打つがまたもDFのクリアに阻まれる。「中大の分析をしてきている」(大橋)だけあって、強力すぎるブロックを突破できない。エース大橋に対しても激しいマークをしており、「やりたいことができない」(大橋)と慶大の意のまま、前半を0-1で終えた。

▲敵陣に阻まれながらヘディングをする大橋

 

迎えた後半。慶大のキックオフから始まった。前半同様の状況が続くかと思いきや、自陣を引いて守る慶大ブロックに中大が少しずつ侵入し相手を押し込み始める。

58分、今掛のクロスに反応した加藤が頭で合わせるがゴール上へ外れる。その後なかなかシュートチャンスを作れない中大は慶大優勢の波を変えるべく、メンバーチェンジを図る。59分に田中に代わり櫻井、71分に縄に代わり宮城、76分に大久保に代わり中村(文)がコートに入った。

そしてこのまま慶大に1点を持ち越されるかと思いきや、89分に伝説の「須藤岳晟作戦」が再来する。櫻井が蹴るかと思われたフリーキックを中村(亮)がふわりと浮かせ、走り込んだ渡辺がヘディングパス。それを見事に上島が合わせ同点に持ち込む。「渡辺がいいボールを折り返してくれて、狙ったというよりは反応したという感じ。無我夢中でボールに反応した結果ゴールになってので良かった」(上島)

そしてアディショナルタイムで迎えた91分、奇跡が起きる。中村(亮)のクロスにエース大橋が頭で合わせ、そのままキーパーを抜けて逆転ゴール。その時の心境を「入って良かった~!、そんな感じです(笑い)」と大橋は話す。

こうして間もなく試合は終了し、対慶大戦を2-1で勝ち越した。

▲2点目を入れたエース大橋に寄り添う選手たち

 

試合を振り返って手塚監督は「悪い内容ではなかったが、相手の集中したディフェンスで苦しい展開が続いた。そんな中で最後に上島と大橋で2点決めてくれて、勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

また勝ち越しのシュートを決めた大橋は「組織的にうまくやられてしまったかなっていうのはありますけど、その苦しい中で勝ち切れたっていうのはすごい大きいかなって思います」と笑顔。

 

次節は立正大との戦い。2部の1・2位の直接対決ということもあって、「そこで負けると勝ち点3に縮まってしまう」(大橋)とまだまだ気が抜けない中大。しかし「今までにない中大の勝ち方でみんな自信になったんじゃないかと思う」(上島)というこの言葉通り、この試合を最後まで粘り続け戦った中大なら気負う必要はない。悲願の1部昇格へ向け、正々堂々中大サッカー部らしくプレーしてほしい。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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