錦織 華麗な逆転勝利 上海OP


 

日本の錦織圭がATP1000シリーズの上海オープン2回戦に登場。楽天OPから間もない試合となったが、錦織の経験がもたらした勝利だった。

対戦相手のウー・インビンは2017年の全米オープンジュニアを制覇した中国の新星。この期待の若手は序盤からパワーヒットを仕掛ける。錦織はそのペースに付き合わされるような形で相手に翻弄されていた。第1セットは錦織が3ゲーム目でブレークを奪ったが、すぐさまブレークバックに遭ってしまう。その後3ゲームを連取されるなどで第1セットは6-3で錦織が追う展開になった。

「正直第1セットを取られて焦った部分はあった」と振り返っていた錦織だったが、第2セットからは相手を圧倒。相手の速いペースのテニスを変えるため、スライスショットなどを織り交ぜながらゆっくりしたペースに持ち込んでいく。これが功を奏したのか、ウーのミスが増え始めた。第2セットは錦織が6-0で圧倒した。

ファイナルセット、第5ゲームまでは両者ともにキープが続いたが、第6ゲームで錦織がブレークに成功。第9ゲームでサービングフォーザマッチとした錦織はそのままゲームをキープして試合終了。華麗な逆転勝利で錦織が3回戦に駒を進めた。

「いつかは落ちると思っていた。最初からレベルが高すぎるのではないかと」とウ―のプレイのリズムを冷静に分析していた錦織。その言葉通り、第3ゲームに入るとウ―の体力が落ち始め、そこを見逃さなかった。そしてやはり第2ゲームでうまく工夫をし、ペースを変えたことも勝因だろう。

3回戦ではアメリカのクエリーと対戦。なお、次の試合に勝てば、最終戦ランク「RACE TO LONDON」で9位に浮上する見込み。錦織、初のマスターズ制覇なるか。

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