硬式野球部・東都大学野球秋季入替戦 対専大


11月3、4日 神宮球場

『戦国東都』最終決戦! 1部残留をつかめるか

 

▲今春1部残留決め喜ぶ選手たち。この光景を今季も見たいところだ

11月3日より東都大学野球秋季入替戦が行われる。勝ち点2を挙げながら4勝8敗の最下位に終わった中大は春に続き入替戦に回ることとなった。相手は2部優勝の専大。16年春に2部に降格したが、1部の舞台を知るメンバーが数多く残る強敵だ。中大ナインは『戦国東都』の入替戦を勝ち抜き、神宮の舞台を守ることができるか。このブログでは両チームの予想オーダーやデータなど、さまざまな観点から入替戦を展望する。

◆中大(1部6位)予想オーダー◆
1[三]内山 京祐(文2=習志野)
2[中]五十幡亮汰(法2=佐野日大)
3[遊]牧  秀悟(商2=松本第一)
4[右]吉田 叡生(経4=佐野日大)
5[指]堀内 寛人(商4=県岐阜商)
6[左]大工原壱成(商3=桐光学園)
7[一]田畑 瑛仁(文4=浦和学院)
8[捕]古賀 悠斗(法1=福岡大大濠)
9[二]中川 拓紀(商1=宇治山田商)
P   伊藤 優輔(文4=都小山台)


▲1回戦での先発が予想される伊藤。リーグ戦同様の投球ができればおのずと勝利が見えてくる

2季連続の入替戦となる中大の先発はエース・伊藤が予想される。春は1勝5敗と苦しんだが、今季は3勝1敗、防御率1.53と抜群の安定感を見せた。特筆すべきはピンチでの投球、この秋は無死満塁など絶体絶命のピンチを抑えてきた。大学野球最後の試合で1部残留を置き土産にしたい。
カギを握るのは2番手以降の投手だろう。ルーキー・皆川喬涼(法1=前橋育英)、2年生ながら経験豊富な畠中優大(経2=樟南)ら下級生が中心となる。失点を少なくしたいだけに、四死球や失策から崩れることだけは避けたいところだ。


▲リーグ2位となる.342を記録した五十幡。足だけでなく、打棒にも期待が懸かる

打線は五十幡、内山そして牧の2年生トリオに注目。今季、3人ともベストナインに選出されるなど成長著しい。中でも五十幡は亜大3回戦でサヨナラ本塁打を放つなど勝負強さも十分。この3人の好不調がチームの勝敗を左右するといっても過言ではない。
頼れる4年生も控えている。昨季首位打者の吉田主将、リーグ最終戦で本塁打を放った堀内らポイントゲッターがそろう。切れ目のない打線、そして総力戦で専大にぶつかる。

◆専大(2部1位)予想オーダー◆
1[中]山田 克志(商4=東海大甲府)
2[遊]大庭 樹也(経2=明豊)
3[一]池間 誉人(商3=糸満)
4[指]秦 匠太朗(営4=二松学舎大付)
5[右]火ノ浦明正(経3=れいめい)
6[二]福永 裕基(文4=天理)
7[左]平湯 蒼藍(経3=長崎海星)
8[三]岡本 良樹(営3=専大松戸)
9[捕]深水 裕貴(営3=熊本工)
P   前田 敬太(商3=中部商)


▲今季、全てのカードの1回戦で先発し3勝を挙げた前田〈写真提供:専大スポーツ〉

拓大とのプレーオフを勝ち上がり、入替戦に進出した専大。投手陣では前田の台頭が光った。今季は全カードの1回戦の先発を任されるなどエース格に成長。国士大とのカードでは全3試合に登板するなどタフさも持ち合わせている。
また、リリーフ陣も佐藤奨真(営2=関東第一)、佐藤優人(営2=前橋育英)の『W佐藤』に加え、ロングリリーフもこなす角谷幸輝(商3=専大松戸)と層が厚い。特に抑えを務める角谷は今季、2部1位の防御率0.64と圧巻の投球を見せた。中大打線はリードを奪った状態で終盤戦に入っていきたいところだ。


▲試合の流れをつくる打撃に長ける山田克。頼れるリードオフマンだ〈写真提供:専大スポーツ〉

今季は劇的な試合の多かった専大。大差のひっくり返す試合もあれば、大差を追いつかれ逆転負けを喫する試合もあった。ただ、春と決定的に違ったのが、打線のつながり。この秋は1点が欲しいところで一本が生まれるなど打線が切れ目なくつながった。
また、1部での優勝を知る福永主将、秦そして山田克らの4年生が調子を上げていることもチームにとって好材料だ。最後はお互い4年生同士の意地のぶつかり合いになりそうだ。

◆データ比較◆(中大は1部、専大は2部の成績)

◆直近3試合の対戦◆
①17年5月18日 春季リーグ2回戦
チーム 123 456 789 RHE
専 大 201 000 100=4161
中 大 006 000 10X=791
[専]金城、上野、高橋礼-深水、大橋将
[中]畠中、鳥養、花城、鍬原-田畑
[本]〈専〉和田良(7回1点)
〈評〉先発した畠中が2回途中で降板する苦しいスタート。しかし3点ビハインドで迎えた3回。先頭の牧が中前打で出塁とするなど1死満塁とすると、五十幡、内山、吉田主将、堀内そして小野寺の5連続適時打で一挙6点を挙げた。その後は細かい継投でリードを守り、勝ち点を3とした。

②17年5月17日 春季リーグ1回戦
チーム 123 456 789 RHE
中 大 000 200 010=380
専 大 000 000 020=262
[中]鍬原、花城-田畑
[専]堀田、上野、佐藤奨、高橋礼-深水
[本]〈中〉内山(4回1点)
〈評〉中大は当時1年生の内山が右翼スタンドへ本塁打を放ち先制。8回には吉田主将の二塁打を皮切りに好機をつくると牧の遊ゴロの間に決勝点を奪った。投げては鍬原拓也氏(平30年卒 現・読売ジャイアンツ)が8回2失点と好投、シーズン4勝目を挙げた。

③16年10月20日 秋季リーグ2回戦
中 大 002 001 010=480
専 大 000 000 000=052
[中]伊藤、喜多川-保坂
[専]堀田、勝田、高橋礼-上木、深水
[本]〈中〉堀内(6回1点)、松田(8回1点)
〈評〉勝ち点を奪いたい中大は伊藤が先発のマウンドに上がった。8回を被安打5、奪三振10で無失点と完ぺきな投球を披露。打線は2回に先制点を挙げると6回に堀内のソロ本塁打、8回に今年のドラフトで千葉ロッテマリーンズから7位指名を受けた松田進氏(平29年卒 現・Honda)がダメ押しの本塁打を放ち試合を決めた。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部
協力:専大スポーツ

コメントを残す