硬式野球部・東都大学野球秋季入替戦 対専大1回戦


11月3日 神宮球場

伊藤180球越え熱投! エースの粘りで1部残留に向けて好発進

▲ピンチで三振に抑え、雄たけびを上げる伊藤

チーム 123 456 789 RHE
中 大 000 012 100=461
専 大 010 010 010=342
[専]前田、角谷-深水
[中]伊藤、皆川-古賀
[本]なし

◆スタメン◆
1[三]内山 京祐(文2=習志野)
2[中]五十幡亮汰(法2=佐野日大)
3[遊]牧  秀悟(商2=松本第一)
4[右]吉田 叡生(経4=佐野日大)
5[指]堀内 寛人(商4=県岐阜商)
6[左]大工原壱成(商3=桐光学園)
7[一]田畑 瑛仁(文4=浦和学院)
8[捕]古賀 悠斗(法1=福岡大大濠)
9[二]中川 拓紀(商1=宇治山田商)
P   伊藤 優輔(文4=都小山台)

春に引き続き入替戦に臨むこととなった中大。序盤は思うように打線が機能せず、5回終了時点で1-2とリードを許す。しかし6回に逆転すると、7回には追加点を奪い流れをつかんだ。先発・伊藤は四球に苦しみながらも粘りの投球を見せ、リードを保って9回途中で降板。最後は皆川喬涼(法1=前橋育英)が締め、4-3で勝利。1部残留に王手をかけた。

中大の先発は、春の入替戦で大活躍し1部残留に貢献したエースの伊藤。1回を三者凡退で抑えるが、2回は下位打線につかまり、四球も絡んで1点を献上。早くもリードを許した。しかし「徐々に変化球でカウントを取れてリズムが作れた」という伊藤は3、4回を無失点に抑え、調子を取り戻した。

打線は5回に先頭打者の内山が出塁し、すかさず盗塁を成功させニ塁に進むと、3番の牧が左翼方向に適時打を放ち、同点となる貴重な1点をもぎ取った。しかしその直後の5回、1死一、二塁の場面で二塁手・中川が痛恨のエラー。またしても1点のリードを許した。

▲同点打を放ち、選手とハイタッチを交わす牧

1点を追う中大は6回、頼れる4番の吉田主将が中前打を放ちチームに良い流れを引き寄せる。5番・堀内の四球、6番・大工原の犠打で1死二、三塁とすると、7番の田畑が中前に適時打を放ち同点とした。1死一、三塁一打勝ち越しの場面で打席に立ったのは古賀。経験豊富な1年生捕手は「事前にあるかもと言われていた」というスクイズを見事成功させ、チームの勝ち越しに貢献した。

▲同点適時打を放つ田畑

7回に追加点を取り、中大リードの4-2で迎えた8回。伊藤の投球数はすでに140球を超えていたが、「気力で何としても勝ちたかった」という伊藤は投げ続けた。安打と四球でピンチを招き、1死一、三塁の場面でスクイズにより1点を失うが、チームのリードは保ったまま8回も投げ切った。9回も続投し先頭打者を三振に切って取るが、次のバッターに安打を許したところで降板。実に投球数180球を超える熱投を見せた伊藤に観客から拍手が送られた。

伊藤の後を任されたのは皆川。中大の勝利の行方は皆川と古賀の1年生バッテリーに託された。1死一塁、代打・谷地(専大)が投ゴロを放つ。「古賀のセカンドという声が聞こえた」という皆川はすかさず二塁に送球。二塁を踏ませない好フィールディングを見せた。続く五番の火ノ浦を三球三振で抑え、渾身のガッツポーズ。3時間20分に及ぶ試合が終了し、中大は1部残留に向けて大きな一歩を踏み出した。

▲最後の打者を三振で抑え、ガッツポーズを見せる皆川

試合を終え、清水監督は「みんなで結集して何とか勝てた。また明日頑張りたい」とコメント。初戦を制したことで中大は有利な状況に立った。あと1勝を確実に取って入替戦を制し、中大が1部で輝く姿を見続けたい。

 

◆コメント◆
清水監督
みんなで結集して何とか勝てた。伊藤は9回でいっぱいいっぱいになっていたので後は皆川に任せたが、よく頑張ったと思う。また明日も頑張りたい

吉田主将
先制点は取られたが焦りとかはなく、伊藤も粘って頑張ってくれたし落ち着いてプレーはできた。でもいらないランナーを出し失点してしまった。本来なら3点には繋がらなかったはず。打線も8、9回と終盤簡単に終わってしまった。もっと粘り強くいけたらよかった。(明日に向けて)明日もとにかく勝つだけ。

伊藤
序盤ストレートがうわずって修正ができなかったが、徐々に変化球でカウントを取れてリズムがつくれた。相手はストレートに強い印象というのもあって丁寧にいきすきたのが四球の多さにつながってしまった。秋も苦しい登板が多かったので経験を生かせた。秋は変化球主体の投球だったし、あまり力のないストレートでファウルを取れたのが自信になった。先発で投げきるのが理想なので力配分ができた。チームの明日につながる。気力で何としても勝ちたかった

田畑
もともと打撃がいいチーム。点を多くとって勝つことができてよかった。(適時打)自分にとっても大学最後の試合、引退になるので楽しもうと。ランナーも吉田、堀内と4年生だったので気合が入った。(明日に向けて)明日こそ初戦の気持ちで勝ちたい

皆川
(好フィールディング)古賀のセカンドという声が聞こえたので迷いなくいけた。(最後の火ノ浦との勝負)最初の打席の当たりがビックリするくらい飛んでいたので、一発には気をつけて、外中心で投げた。しっかり腕を振れたのがいい結果になったと思う。(明日に向けて)気持ちでは負けないように。登板機会があれば、今日のように向かっていきたい

 古賀
ストライクが入らないとなかなか厳しい。何とか伊藤さんの良いところを引き出せるように心がけた。(スクイズの場面)事前にスクイズあるかもとは言われていたので、落ち着いて出来た。(明日に向けて)今日勝ったので明日も勝つだけ

◆試合結果◆
中大4-3専大●(1勝0敗)

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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