硬式野球部・東都大学野球秋季入替戦 対専大2回戦


11月5日 神宮球場

見せた名門の底力! 専大に連勝で1部残留

 

▲1部残留を決め喜ぶ選手たち

チーム 123 456 789 RHE
専 大 100 000 000=160
中 大 400 010 10X=670
[中]畠中、皆川、伊藤-古賀
[専]佐藤奨、勝田、吉川、角谷-深水、大橋将
[本]なし

◆スタメン◆
1[三]内山 京祐(文2=習志野)
2[中]五十幡亮汰(法2=佐野日大)
3[遊]牧  秀悟(商2=松本第一)
4[右]吉田 叡生(経4=佐野日大)
5[指]堀内 寛人(商4=県岐阜商)
6[左]大工原壱成(商3=桐光学園)
7[一]田畑 瑛仁(文4=浦和学院)
8[捕]古賀 悠斗(法1=福岡大大濠)
9[二]石田 瑛平(商1=習志野)
P   畠中 優大(経2=樟南)

雨で順延し迎えた専大との入替戦2回戦。1点を追う中大は初回、相手先発・佐藤奨(専大)の制球の乱れを突き、一挙4得点を挙げるなどその後も着実に加点。投げては先発の2年生・畠中が5回1失点と試合をつくると、以降は2投手の継投で相手打線の追撃を振り切った。2部1位の専大を相手に連勝で1部残留をつかみ取った。


▲5回1失点と好投した畠中。来年は自分がエースにと意気込む

中大の先発のマウンドに上がったのは2年生・畠中。「右すねの肉離れで完ぺきなコンディションではなかった」というが、5回まで1失点、6三振を奪うなどプレッシャーのかかる一戦で好投を見せた。5回からはルーキー・皆川喬涼(法1=前橋育英)が登板。最速146㌔の直球を中心に、こちらも3イニングを投げ6奪三振と相手に追撃を許さなかった。最後を締めたのはエース・伊藤優輔(文4=都小山台)。打ち上がった打球が吉田主将のグラブに収まると、マウンドで小さくこぶしを握った。


▲この試合で競技生活に区切りをつける堀内。3打点と1部残留に大きく貢献した

打線は4年生が意地を見せた。1点ビハインドの1回、相手先発・佐藤奨(専大)の制球の乱れをつき1死満塁とすると打席には堀内。「何でもいいので抜けてくれ」(堀内)と振りぬいた打球は一塁線を破る適時二塁打。その後、大工原も右翼手の前にポトリと落ちる適時打を放つなど、打者一巡の猛攻で一挙4点を挙げた。5回にも吉田主将、7回には再び堀内が適時打を放ち6得点。最後の最後で打線がつながりを見せた。


▲5回、適時打を放ちベンチにガッツポーズする吉田主将。2年後のプロ入りを誓う

連勝で1部残留を決めた。「勝ち点2を取れたが最下位。『戦国東都』の厳しさを痛感した」と吉田主将と振り返ったが、得たものは大きい。入替戦でも、スタメン9人のうち6人が3年生以下。この経験を後輩たち必ず糧にしてくれるはずだ。来年は1部残留ではなく、優勝を決め歓喜に湧く中大ナインの姿を見届けたいところだ。

◆コメント◆
清水監督
(1部残留を決めた)しんどかった、疲れたね。(畠中が久々の先発)立ち上がりは心配したが、1点に抑えれたので大丈夫だと。すばらしい投球だった。(今後の課題)技術はもちろんだが、シーズンを戦い抜く体力とメンタルが足りない。東洋大、亜大に勝てたのにそこから連敗だからね

吉田主将
(5回の追加点)五十幡が出塁したら、牧にバントさせてお前で勝負するぞと監督に言われた。自身を持っていくことができた。1アウトだったので最低限の仕事はできたかなと。今季は勝ち点2を取れたが最下位。『戦国東都』の厳しさを痛感した(ドラフトでは指名漏れ)それは個人的なもの、それよりも2部に落ちて先輩たちが残してくれた1部の舞台というのを壊すほうが怖かった。そこはうまく切り替えて挑むことができた。(2年後プロへ)まずはチームの戦力になること。そこでがむしゃらにやりたい

伊藤
(今季は)遠征で故障をしてしまい、万全ではなかった。その中でもできることをやろうと。優勝争いを途中までしていたが勝ち切れず、結局入替戦になってしまった。だが、残留できたので最低限の仕事はできたかなと。(卒業後は)2年後、プロに行くことを目指してそのために上に行く。そこを頭から外さないように、2年間結果を出したい

田畑
(1部残留)ほっとしている。(慣れない一塁手での出場)チームのためならどこでも出たいと思っていた。(最後は伊藤とダウンをしてハイタッチ)お疲れさまという感じ。最後はけがで古賀に(正捕手)を譲ったが、懐かしいなというか、最後は労ってあげたかった

堀内
(初回の適時打)何でもいいので抜けてくれという気持ちだった。(これで競技生活に一区切り)本当に悔いはない。監督も最後まで支えてくれて感謝しかない。(最後は神宮に一礼)4年間成長させてくれた。『神宮、ありがとうございました』という気持ちだった。(後輩たちへ)とにかく上だけを、優勝を目指してほしい

大工原
(初回の適時打)堀内さんが打って逆転してくれたので初球から思い切りいこうと。(来年は最高学年)もう最下位にはなりたくない。いいチームを目指し、勝てるチームをつくっていきたい

五十幡
(今季は.342でベストナイン)4割を打ちたい、そこを目指してやっている。ここからもう一歩、二歩上の選手になりたい。(来年からは上級生)中心となってやっていく。一人一人が主将の気持ちでやっていきたい。(佐野日大高の先輩である吉田主将はどんな存在)高校の時から大きな背中を追いかけてきた。優勝はできなかったが、最後まで大きな背中だった

内山
(入替戦を振り返って)1戦目をとれたことが本当に大きかった。(今季はベストナインに選出)特に何も思わない(笑い)。首位打者を取りたかった。2人(五十幡、牧)にはライバル意識ある。来年は3人が中心という気持ちで協力してやっていきたい。(課題は)確実性、正確性。(大学野球も折り返し、残り2年)首位打者を取りたい。あとは100安打、そこを目指したい

畠中
右すねの肉離れで完ぺきなコンディションではなかった。その中で投げたにしてはよかった。特にストレート。久々の登板だったこともあり、豆がつぶれてしまった。リリーフが控えていてくれていたので、安心して投げることができた。(来年に向けて)先発したら完投できるようにしたい。そして鍬原さん(拓也 平30年卒 現・読売ジャイアンツ)や伊藤さんみたいなエース級の投手になりたい


(今季を振り返って)長いシーズンだった。結果は6位だったが、タフな試合を多く経験でき、自信になった。(ベストナインに選出)取れると思っていなかった。うれしいがあまりい成績ではなかったので、しっかりと練習していきたい。(課題は)打率が良くなかったこと。波があったのでそれをなくさないといけない

古賀
(畠中は久々の登板、プランは)絶対に勝たないといけない試合。思い切って腕を振っていきましょうと話した。真っすぐが走っていたし、予想以上の投球だった。(大学野球1年目を終えて)捕手として大学に入って、入替戦も経験したり、ワンプレーの責任だったり課題もたくさん見つかった

皆川
(継投のタイミング)畠中さんの血豆が破れたと聞いて、肩は作っていた。まだかなと思っていたので想定外だった。だが、肩もできていたので問題なくいけた。(真っすぐのスピードが出ていた)気持ちで負けないように、気持ちを全面に出した。(大学野球1年目を終えて)入替戦を2回経験できたのは自分にとっても大きい。入学したときに比べても、技術も気持ちも変わってきている実感があり、もう一段レベルアップして次のシーズンを迎えたい

◆試合結果◆
中大6-1専大●(2勝)

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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