陸上競技部・第13回世田谷246ハーフマラソン


11月11日 駒沢オリンピック公園陸上競技場

それぞれの箱根への道~熱気を帯び始める学内競争~

 

いよいよ箱根まで2カ月を切った。出雲、全日本大学駅伝が終わり今年度の大学3大駅伝も残すは箱根のみ。各校の選手たちが記録会やハーフマラソンにこぞってエントリーし競い合う。箱根に向けて調子を上げ調整段階に入る者、箱根出場を目指し必死のアピールをする者といったように、選手によってそのレースに対する思いは様々だ。

今大会でも、箱根4連覇中で今年度大学駅伝2冠の青学の選手たちが圧倒的な強さと選手層の厚さを見せつけた。中大勢のなかでは、中大記録会の5000m2本のペース走を経て本格的な復帰レースとなった苗村隆広(文4)が学内トップでゴール。「他校の主力じゃない選手が自分の前にたくさんいますし、まだまだ」(苗村)と悔しさも見せたが、去年の箱根往路を知る苗村の復帰は中大にとって明るい話題だ。

苗村から少し遅れて関口康平駅伝主将(理工4)、岩原智昭(文2)が後に続いた。練習の一環として出場した矢野郁人(商2)、神崎裕(文4)もコンディションが悪い中66分台と粘りの走りを見せた。

▲本格的な復帰レースを走り終えた苗村

▲65分台と最低限の走りを見せた関口主将

▲レース後話し合う4年生の苗村(左)と関口主将(右)

▲粘りの走りを見せた岩原

出雲、全日本と中大は今年度出場できなかった分、箱根にかける思いはより一層強い。箱根上位進出を虎視眈々(こしたんたん)と狙う中大陸上部。学内での激しい箱根エントリー選考は熱気を帯びてきた。このし烈な学内競争がさらに中大の箱根躍進を加速させるに違いない。

◆コメント◆
藤原駅伝監督
ー今日のレースを振り返って
苗村が本格的な復帰レースでしたがしっかり走りました。箱根に向けてメドが立ちました。
ー関口選手、岩原選手については 何か設定タイムがあったのでしょうか
ここはタフなコースなのでそこまでタイムは狙ってませんが65分20〜30秒あたりで来て欲しかった。少し物足りないところもありますが、これから学連記録会だったりありますので、まずはそこに向けて練習に励んでいければと思います。
ー矢野選手に関しては
矢野は予選会でもある程度走ってるので心配はしてないです。水曜に1000m×10本をやって追い込んだ中でのレースでしたので。
ー神崎選手に関しては
今週1週間ゼミの合宿でベトナムに行っててあまり練習も積めてないですし、コンディション的にも難しいなかでのレースでした。あくまで練習の一環で走らせました。
ー今回中山顕(法4)選手が出場していませんが上尾ハーフに出るのでしょうか
はい。中山は上尾に絞って調整しています。
ー上尾ハーフはどれくらいの選手が出場するのでしょうか
10人くらいですかね。初めてハーフを走る一年生もいますので。
ーこれからに向けて
あくまで記録会等にコンディションを合わせてるわけではありません。学連、八王子ロングを経て箱根へと調整していきます。

苗村
ー今日のレースを振り返って
レース内容としては自分で1人で押していくということはできたと思うので、そこはよかった。ただ、他大学を見ると自分の前に14人います。そういった選手がまだまだいて、しかもその選手たちが箱根の主力以外のメンバーであるというのを考えた時にやっぱり足りないわけであって。残り50日くらいの期間でどれだけシード権を争っている大学と張り合えるか、これからの頑張りかなと思います。
ー今日のレースプランは
後半にアップダウンのコースがあるのは分かっていたので、できるだけ前半で青学さんだったり駒沢さんなりと箱根上位常連の人たちについていって、そこからどうしたら抜かせるんだっていうところがやっぱり箱根で使ってもらえるような選手だと思ってて。行けるところまで行ってそっから引っ張っていくというつもりで走った。自分の力不足というレースだった。
ー今日のレースの位置付は
本当に予選会終わってからの箱根のメンバー選考争いの中で、僕の場合ここで外しちゃうと外れてしまうところ。みんなにとっても1つ1つのレースが外せないレースだったと思います。12月の日体大記録会を予定しているんですけど練習の消化具合、足の状態を見て、もしかしたらもう出ないでそのままエントリーできるかどうかって所になってしまうかもしれません。
ー箱根に向けての抱負
最後4年生ということもあって、スポーツ推薦をいただいたというのもありますし、一番強い想いとしては最後に中央大学にシード権という結果を残したい。後輩だったり未来の中央大学に少しでも感謝の気持ちっていうのをこのシード権獲得という形にして終われたらなと思います。個人としては最後の箱根ということで先ほど監督からも自分の役割というのを再認識させていただいたので必死の覚悟でやっていきたいと思います。

 関口駅伝主将
ー今日のレースを振り返って
レースプランとして青学と一緒にいるということで、できるところまでついて行って後半は耐えるということだったんですが、後半でもう少しペースダウンを抑えられたらよかったのかなと思います。
ータイムには納得か
最低限というか、ギリ65分台で、良くはないですけど最低限かなと。
ー調子は上がってるか
上がってはいたんですけど、先月の予選会でハーフ走ってまた1ヶ月後にハーフを走るということで少し疲れはあったのかなと感じます。
ー予選会からこの大会期間
スピードを重視して、また学連記録会があるのでスピードを鍛えつつ距離伸ばしてという感じで練習してます。
ー箱根に向けての位置付け
チームとして全日本と出雲に出てなくて試合の経験値が少ないのでこの選考会でベスト出すっていうのはもちろん他大学の強さを実感するとともにそこに食いついていくようにしてる。
ー次は一万メートル。目標は
29分半を切るようなタイムで走れればいいなと思います。
ー箱根に向けての意気込み
まだまだメンバーが確定したわけではないので、自分自身としても箱根を走るのはもちろんシード目指すっていう雰囲気をキャプテンとしてやっていきます。

岩原
ー今日のレースを振り返って
コースがきついのは分かってたんですけど、15キロから16キロのところで登りがあって自分の持ち味というか勝負したいところだったんですけど、勿体無いことをしたなと思う。そこが悔しいところ。
ー今日の大会
ギリギリメンバーに入るかどうかってところなんでとりあえず自己ベストを更新して安定感というか後半の粘りに繋げられればプラスポイントになるかなと思って臨みました。
ー本戦に向けて
予選会メンバーに入れそうだったんですけど1万メートルで一本外してしまい入れなかった。僕の場合は今回の大会と次の大会である学連の10000mにタイミングを合わせてって感じでした。
ー今の調子は
夏後半くらいから9月、10月とあまり良くなかったんですけど、11月に入ってから良くなって今も上がってる途中です。途中で足がついてこなくてつりそうになっちゃったので、それをもっと調整できれば自己ベストを出せると思います。
ー次の大会の抱負
一万メートルのタイムが遅くて30分21秒なので、まずは29分台を出したいなと思います。

矢野
ー今日のレースを振り返って
自分は練習の一環として出て、同級生の岩原や関口さんに15キロの時点では追いつける位置にいたんですけど、そこまでいって止まってしまったので、箱根まで残り時間があるのでそこを改善していきたい。
ータイムに関しては
全然(ダメ)って感じですね。最後の5.6キロで止まってしまったので、そこを詰められなかった。
ー今の調子は
箱根から変わらず維持できている。
ー次出る大会は
学連の一万メートルです。そこでベストを狙っていくつもりです。

神崎
ー今日のレースを振り返って
66分っていうところを1つの目安で走ってて、最初の10キロは下りでペース通り楽に行けてたんですけど、後半15キロ以降の登りからペースが一気に落ちて、なかなか耐えることができなかったなという印象がありました。当初の目標より全然で、後半の粘りが箱根に向けてもやっていかなきゃいけないところだなと改めて感じました。
ー今の調子は
ゼミでベトナムに海外研修に行っていて、おととい帰って来たばかりで、昨日練習しての今日でしたので良いとはいえないコンディションの中でどれだけ自分の走りができるかを意識して走ってました。
ー箱根に向けての位置付け
本来ならばここでもう一度タイムを出すということだったんですけど海外研修もあったので、これは練習の一環で出て、あとは次にある学連の一万メートルが自分にとっての勝負だと思ってます。

◆試合結果◆

⑯苗村 65分10秒
㉔関口 65分56秒
㉘岩原 66分07秒 PB
㉜矢野 66分29秒
㊱神崎 66分40秒

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

コメントを残す