レスリング部・全日本大学選手権大会


11月10、11日大阪・ラクタブドーム

中大得意のフリースタイルで入賞者出せず

 


▲1回戦で敗戦し肩を落とす尾形

8月のインカレで尾形颯(商3)がフリースタイル74㌔級で優勝、86㌔級で八木海里(理工2)が準優勝、125㌔級で武藤翔吾(法1)が3位と好成績を残した中大陣。勢いそのままに臨んだ今大会だったが、入賞者を出すことができず、団体順位でも20位に終わった。

5階級が行われた1日目。86㌔級には八木が登場。ここまでずっと2位で優勝を逃しており、「今回こそは」と意気込んでいた。しかし予備戦で幸先よく4点を先行したが終盤に一瞬の隙を突かれ逆転を許してしまう。最後まで攻め続けたが一歩及ばずまさかの初戦敗退。マット上にうなだれるしかなかった。「試合展開を作れなかったのが敗因」と山本監督。
125㌔級に出場した武藤は、接戦を演じるも1点が遠くこちらも初戦敗退。インカレで好成績を残し今大会での活躍が期待された二人が初戦で姿を消すことになった。
97㌔級の山根光司(法3)は8点をリードしテクニカルフォールを狙いに仕掛けたところをカウンターをくらいそのままフォール負け。さらに57㌔級の大谷夏輝(商3)、61㌔級の植松勇斗(法4)が予備戦を突破するも1回戦で敗退してしまった。


▲健闘を見せた藤田。山本監督から指示を受ける

なんとか巻き返したい中大は2日目、65㌔級の藤田眞大(法3)が健闘を見せる。予備戦をテクニカルフォールで勝ち進むと、1回戦の相手は、今年の世界大学選手権覇者の米澤圭(早大)。そんな相手に果敢に攻め一時はリードをした。しかし最後は米澤圭の意地の前に力尽きた。しかし山本監督は「日本でトップ級の選手に善戦できて、藤田は手応えつかめたんじゃないかな」と評価し、今大会で一番よかった選手に藤田の名前を挙げた。
74㌔級にはインカレ覇者の尾形。予備戦を難なく突破し迎えた1回戦。1-3と追う展開になったが2ピリオドの終盤に追いつきリードした。しかし、残り1分で場外に押し出され再逆転を許す。「最後に粘れなかった」という尾形は敗戦となってしまった。今大会から74㌔級のライバルである藤波(山梨学大)が復帰。世界選手権常連の藤波は、全ての試合でフォール、テクニカルフォールで相手を寄せ付けず4連覇。藤波のレスリングを見た尾形は、「世界のレベルを見せつけられた。あのクラスにならないと世界で通用しないと思うと今の自分が悔しい」と語った。それでも「天皇杯で藤波さんに今の自分がどれだけ通用するか試したい」と対戦が楽しみでもある。天皇杯で今大会の悔しさを必ず晴らしてくれるはずだ。

今大会を振り返って山本監督は「おごりがあった。もう一度共通の目的意識を持ってチームの総合力を上げていく」と語った。ミーティング後には3年生で話し合う場面も見られた中大。悔しい結果に終わった今大会を糧に、もう一度初心に帰りさらなる高みを目指す。

 

◆大会結果◆

57㌔級予備戦

〇大谷10-0高山(大東大)●
※テクニカルフォール勝ち

1回戦

●大谷2-12桑田(慶大)〇
※テクニカルフォール負け

61㌔級予備戦

〇植松12-1田下(東洋大)●
※テクニカルフォール勝ち

1回戦

●植松0-6島谷(大東大)〇

 

65㌔級予備戦

〇藤田14-3中西(日本文理大)●
※テクニカルフォール勝ち

1回戦

●藤田4-7米澤圭(早大)〇

 

70㌔級予備戦

●伊藤朱里(法1)2-7原口(国士大)〇

 

74㌔級予備戦

◯尾形10-0大渕(東洋大)●
※テクニカルフォール勝ち

74㌔級1回戦

●尾形3-4米澤凌(早大)◯

 

86㌔級予備戦

●八木4-5錦戸(日体大)〇

 

97㌔級予備戦

●山根-花岡(関学大)〇
※フォール負け

125㌔級1回戦

●武藤3-4森(中京学大)〇

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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