錦織 まさかの完敗 ATPファイナル 


日本の錦織圭がATPファイナル予選第2戦に登場。対戦相手は南アフリカのK・アンダーソンで、対戦成績は5勝3敗で錦織が勝ち越している。

だが、結果はまさかの完敗だった。まず第1セットからアンダーソンは得意の高速サーブで1stサーブを確率よく決めていく。対する錦織もバックハンドでパッシングショットを決めるなど、随所に好プレーを見せる。しかし、サーブに加えてストロークのミスが少ないアンダーソンの前に流れをつかむことができず、第2ゲームでブレークを許すと、その後もどこか精彩を欠く錦織は自身のサービスゲームをキープできず、第1セットをまさかの6-0で落としてしまう。

続く第2セットも錦織はアンダーソンのサーブとストロークに大苦戦。次第にアンダーソンのショットは威力を増していく。対する錦織はミスを修正することができず、チャンスボールもネットにかけてしまうなど、錦織らしくないプレーの連続だった。またしても第2ゲームでブレークを許すと、第5ゲームまで連続で落としてしまい、なんと第1セットから11ゲーム連続でアンダーソンに取られてしまった。第6ゲームではようやく錦織の持ち味のストロークでキープに成功したが、第7ゲームをあっさりキープされ試合終了。ダブルベーグル(6-0, 6-0で敗戦すること)は逃れたものの、わずか1時間程度の短い試合で完敗を喫した。

試合後、錦織は「1年で最悪の日。何が何だかわからない」とのコメントを残したが、ここ最近で稀に見る一方的な展開で、次戦に大きな不安を残すことになってしまった。先日のパリマスターズではストレートの勝利を収めているだけに、この結果は予想していなかった人が多かったのではないだろうか。それでもラウンドロビン残り1戦、決勝ラウンド進出の可能性が閉ざされたわけではない。次回の対戦相手はオーストリアのD・ティームで、錦織が3勝1敗と勝ち越している相性のいい相手なだけに、何としても勝利を手にしたいところだ。

※写真

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