錦織 2018年シーズン終了へ


日本の錦織圭がATPツアーファイナル、ラウンドロビン3試合目に登場。対戦相手はオーストリアのD.ティームで、対戦成績は3勝1敗と錦織が勝ち越している。

錦織の調子は最後まで上がることはなかった。まず第1セットから、第2戦からの流れで1stサービスの確率が上がらない。サービスゲームに苦しむ錦織はリズムをつかめず、第2ゲームで2連続のダブルフォルトなどもあり、ティームにブレークを許してしまう。錦織は第3ゲームで15-40となり、ダブルのブレークバックのチャンスをつかんだものの、これをしのがれた。また、自身のミスも重なって第1セットをゲームカウント6-1で簡単に失った。第1セット終了時にはフラストレーションを爆発させ、ラケットをたたきつける場面もあった。

続く第2セットも錦織はミスを連発。錦織のアンフォーストエラーが先に出てしまい、持ち味の粘りのストロークができないまま迎えた第5ゲームで先にティームがブレークに成功。そのままティームにサービスキープを続けられ、ストレートで敗戦を喫した。最後まで悪いプレーを修正できなかった錦織はアンフォーストエラー41本、ダブルフォルト6本、2ndサービスのポイント獲得率が35%を記録した。ティームも絶好調というわけではなかっただけに悔やまれる敗戦となった。

決勝ラウンド進出の可能性は潰え、2018年シーズン終了となった錦織は試合後、今年1年を振り返った。「最後の試合に関しては納得してない。最後までいいサーブを打つことができなかった。」と悔やんだが、「それでも十分すぎる1年。けがのこと、自分のテニスとも戦い、色んな事を乗り越えられた1年だった。けがから復帰してよくなった部分もたくさんありました」と語った。錦織は終わってみれば、昨年の手首のけがから復活してツアーでは計3度の準優勝、ウィンブルドンベスト8、全米オープンはベスト4という好成績を残した。今年初めの全豪オープンを欠場し、下部大会のチャレンジャーで1回戦負けという経験から考えれば、トップ10復帰とATPファイナルの出場は誰もが想像できなかったのではないだろうか。

次なる舞台は日本ガイシホールで開催される「ドリームテニス in NAGOYA」で、錦織が約1か月半ぶりに来日予定。大坂なおみやダニエル太郎、韓国のチョン・ヒョンも参加予定のチャリティーマッチである。

 

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