錦織 ブリスベン国際優勝 3年ぶりツアーV


日本の錦織圭がついに復活優勝を成し遂げた。6日に行われたブリスベン国際(オーストラリア, ATP 250)の決勝でロシアのD・メドベージェフと対戦し、フルセットの末6-4, 3-6, 6-2で競り勝った。

まず第1セットから錦織は厳しい展開を強いられる。ミスの少ないストロークを繰り出すメドベージェフの前に、序盤はブレークを含めて3ゲームを連取されてしまう。このままメドベージェフのペースかと思われたが、第4ゲームをキープすると、第5ゲームでブレークバックに成功。第7ゲームではフォアハンド逆クロスの強烈なリターンエースを決めて再びブレークに成功。迎えた第10ゲームのサービングフォーザセットを何とかキープし、6-4と逆転で第1セットを奪う。

第2セットも錦織が優位に試合を進めていき、第1、第5、第7ゲームでブレークチャンスをつかむ。しかし、結局錦織は第2セットだけで計8回のブレークチャンスをすべて逃してしまい、畳みかけることができない。ゲームカウント3-4で迎えた第8ゲーム、メドベージェフに痛恨のブレークを許してしまい、結局第2セットは少ないチャンスを逃さなかったメドベージェフが獲得した。

運命の最終セット、メドベージェフは次第にミスが増え苛立ちを隠せない。対する錦織はフルセット歴代1位の強さを発揮し、第4・第6ゲームでブレークに成功。ゲームカウント5-1で迎えた第6ゲーム、錦織はサービングフォーザマッチとなったが、ここでラブゲームでブレークを許してしまうまさかの展開に。流れが傾きかけていたものの、第7ゲームでもミスの絶えないメドベージェフに対し、錦織がチャンピォンシップポイントをつかむ。最後は錦織がバックハンドのパッシングショットを決め、見事優勝を果たした。

ようやく錦織が長いトンネルを脱出した。錦織は2016年のメンフィス・オープン以来、ATPツアーの優勝から遠ざかっていた。決勝9連敗という記録を打ち立ててしまっていたが、10連敗を阻止した形となった。試合後錦織は「今日の勝利は本当にうれしかった」と語り、「決勝で勝てない」ジンクスにとうとう終わりを告げたことを喜んだ。

来週14日から全豪オープンが開幕するが、この優勝を弾みにしたいところだ。目指すは全豪オープン初制覇だが、この自信を結果につなげられるかが鍵となるだろう。

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