アーチェリーは生きている


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ー競技に最も人間らしさが出る競技の一つ

人間は失敗する。動揺する。いつも全力が発揮できるわけではない。強いチームがいつも勝つわけではない。だからスポーツは面白いなのだと私は思う。よく言う例えだが、「1+1」がいつも「2」とは限らず、「3」、もしかしたら「-1」私はそういったスポーツを「生きている競技」と勝手に呼んでいる。

その生きているスポーツの一つが、大学で初めて知ったアーチェリーだ。洋弓と表現されるスポーツで、日本での知名度は高いとは言い切れない。だが、オリンピックでは2012年ロンドンオリンピックで女子団体が銅メダルを獲得するなど実績を残している。DSC_0242

―アーチェリーの起源

アーチェリーは紀元前1~2万年前の旧石器時代に狩猟のために弓矢を使用したのが始まりとされています。
スペインのカステロン州の洞窟で弓矢の使用を描いた壁画が発見されています。
その後人間同士の戦いの武器として使用されるようになりました。
鉄砲の発明により武器としての役割が衰退し、やがてイギリスの王家を中心にスポーツとして発達、清教徒によってアメリカ大陸に広められました。日本においては、弓を使用し始めたのは約1万年前頃と思われます。
独自の長弓を使用する日本弓道として発展してきましたが、アーチェリー(洋弓)としては昭和14年にアメリカから管重義氏が持ち帰ったことに始まります。(引用:京都府アーチェリー連盟HP http://kyoto-archery.com/archery.html)ルールとしては的を射て、矢が真ん中に当たるほど、高得点。その得点を競うわけだ。アーチェリーには、3種類競技があり、インドアアーチェリー、ターゲット、フィールドアーチェリーだ。インドアは室内で競技を行い、ターゲットは屋外で競技を行う。インドアは、 無風の室内で18mの距離を60本射ち、合計点で競う競技である。無風のため、日ごろの成果が発揮される。ターゲットは、屋外で的を射る競技であり、雨でも競技は行われる。経験が物を言う。フィールドとは、山の中を的を射ながら歩く。平坦なところではなく、射ちおろしという、撃つ人と的との標高の高低差があるところもある。まさに、山の中の動物を撃つような競技だ。

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アーチェリーの楽しみは、もちろん得点を出せたとき。そのために、基礎が大切だ。体幹はとても大切で、うつ姿勢に影響している。ヨガで体幹をトレーニングする練習もあるそうだ。そして、あまり言えないのが細身より、ぽっちゃりの方が、姿勢が安定するらしく、優利らしい。運動苦手な人も、むしろ大歓迎かもしれない。

アーチェリーの面白さ

アーチェリーは道具より人が大切な競技である。高い道具を買ったからって、うまくなるわけでもない。人のメンタルが特に重要で、集中力の持続、状況判断。そういった要素が必要だ。一回失敗してもくじけないこと。軌道修正ができること。逆に成功したら乗っていける人。雨でも強風でもしっかりと対応できる人。この要素が揃ったとき、勝つことが出来る。人間らしいスポーツだ。技術も大切だが、メンタルが一番重要だ。気持ちが矢に乗り移るかのように、結果はメンタルが影響する。

普及が進んでいるスポーツではなく、高校ですらアーチェリーをする環境があるのは少ない。県に一つあればいい方らしい・・・。   大学でも、限られており、社会人でプレーする人はごくわずかだ。でも、意外とリゾート地などにアーチェリーが気軽にできるところはある。一度触れてみて、アーチェリーの難しさと同時に、面白さに触れてみてはいかがでしょうか

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