世界ボクシング ミドル級戦線が熱い


先日、世紀の一戦と云われたパッキャオ対メイウェザー戦が
終わり、世間におけるボクシング熱も平温に戻っている。
実はパッキャオとメイウェザーがいる(スーパー)ウェルター級
の上のミドル級にも化け物がゴロゴロいる。

今日、WBCミドル級チャンピオン ミゲール・コットの防衛戦があった。
対戦相手はWBC世界ランキング6位のダニエル
ゲール。決して弱い相手でもないが、コットは1ラウンド目から
相手の動きを掴み、3ラウンド目で完全にゲールを掌握した。
そして迎えた第4ラウンド。このラウンドで何か動きがありそう
と思った通り、コットの死角から入ってくる左フックがゲールの
顎を捕え、ゲールはそのまま後ろへダウン。カウント8でゲール
が立ち上ると、コットの油断と隙のない攻撃でゲールは2度目の
ダウンと共に、戦意喪失で試合が終了。ミドル級でのコットの
強さを改めて痛感した。

コットはウェルター級時代にパッキャオやメイウェザーと
対戦経験があるが、ミドル級にウェイトを上げてから
さらに強さが増している。今日の勝利で、コットの次戦は
サウス・カネロ・アルバレスが有力視されている。
このカネロもかなりの強打者で唯一負けを喫している相手が
メイウェザー。しかしカネロもミドル級にウェイトを上げて
なおも強い。

コット対カネロ戦が実現したら、その先に見えるのが
ゴロフキン戦。ゴロフキンは33戦無敗(30KO)で
目下連続20KO中という化け物中の化け物。階級が近い
こともあって、パッキャオがメイウェザーに(色々な要因も重なり)負けた今
個人的にはメイウェザーを唯一倒せるボクサーは
このゴロフキンだと確信している。

今現在世界ミドル級では、それぞれのチャンピオン、それを狙う
挑戦者がお互いのいるべきポジションにいることにより
均衡が何とか保たれているが、コット対カネロ戦が実現した
暁には、この均衡が崩れ、新たなムーブメントが起こり
真のパウンドフォーパウンド(king of kings)が誰かが
わかる瞬間が来る気がして仕方ない。全ての条件が揃い
メイウェザーもそれを受け入れることが必須となり
ハードルはとても高いが、私は1%でもその可能性があるので
あれば、それを信じたいし、それを想像するだけで
心が高まる。

そういった意味から、新たなムーブメントが起こりそうな
世界ミドル級が今とても熱い。

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