ホークスの強さは、ファームの充実にあり


2015年9月17日、プロ野球・パリーグは、福岡ソフトバンクホークスが、パリーグ史上最速のリーグ2連覇を達成しました。

貯金40以上と言う、他の5球団を圧倒的する強さで、就任1年目の工藤新監督が、地元ヤフオクドームで胴上げされました。

敗れた他チームの監督のコメントで「ホークスは、他とは選手層が全然違う」と言ってました。

確かに、カリスマオーナー孫ソフトバンク総帥、そして球界の至宝王会長の号令で、FA補強、トレード戦略、外人補強に余念なく、金に糸目をつけず、ドンドンかき集めている印象があります。 事実、確か今年のチーム別選手年棒総額では巨人、阪神を抜いて、12球団一のようです。

(中には、松阪選手のように、残念ながら、けがで活躍できない例もあるようですが・・)

 

今のホークスの強さは、外からの選手補強だけによってもたらされたのでしょうか?

ホークスの本当の強さは、2軍、そして、3軍まであるファーム・チームの充実にあるのでないかと思います。

1軍の優勝に遅れること3日、9月20日、ホークスウエスタンは、滋賀県守山球場で、タイガースをやぶり、ウエスタンリーグ史上初の4連覇を達成しました。

その日のスターティングメンバーを観てみると、牧原、金子、上林、江川、カニザレスなど充分1軍で活躍していてもおかしくない選手たちが名を連ねています。

投手陣も、最後の優勝投手が森福だったことをみても、わかるように2軍から1軍の投手枠は熾烈で、ちょっと調子が悪いと即2軍行きの厳しさです。

2軍の下には更に3軍があり、それぞれに、多彩なコーチ陣を配し、フォーム強化に努めているのが、今の強さにつながっているのではないでしょうか?

現在の1軍の生え抜き主力の松田、柳田、中村、今宮、明石などは、そのようなファームの激しい競争にもまれて力をつけてきたのだと思います。

就任1年目の工藤監督の起用をみていると、2軍から上がってきた選手にはできるだけ即チャンスを与えているようです、

開幕当初2軍だった、川島、高田、福田などは、シーズン終盤には名バイプレーヤーとしていぶし銀の活躍をしていました。

ある試合で守備は超1級品のショート今宮が、極度の打撃不振の時、それでも使い続けていた工藤監督が、スタメンで若手の高田を抜擢起用しました、

おそらく、工藤監督には「例え不動のレギュラーでも、必ずしも安泰でない」と言う危機感を示したんだと思いました。

長いシーズン必ず故障し、離脱者がでてきます、それでも、代役がその穴を充分に埋めるだけの選手層の厚さ、そして、2軍から

這い上がったものは、1軍での数少ないチャンスをなんとかものにしないとすぐ2軍に逆戻りの競争の激しさ、それらのプロとしての

当たり前の競争意識の厳しさが、他球団との力の違いに現れているように思います。

2015年のシーズンは、交流戦1位を獲得しました、そして、これから、CS突破、日本一連覇を目指しています。 そして、

ファーム選手権(10月3日宮崎サンマリンスタジアム)を獲得することができれば、完全制覇、3冠達成となります。

今年のホークスの戦いをみて、チーム強化の柱はやはり、ファーム強化の充実にありと結論づけたいと思います。

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