サンウルブズ、スーパーラグビーでファンも勝利の雄たけび!


スーパーラグビー初勝利に沸くサンウルブズと日本のファンたち

スーパーラグビー初勝利に沸くサンウルブズと日本のファンたち

南半球のラグビー最高峰「スーパーラグビー」に初参戦した
日本代表チームのサンウルブズが第8戦目にして
待ちに待った初勝利をホームの秩父宮でファンたちに届けました。

第7戦の敵地・南アフリカでのチーターズ戦では17-92と
歴史的な大敗を喫して迎えたホームでの第8戦目にして
被災地九州・熊本に届けと初白星をつかみ取りました。

サンウルブズはアルゼンチン代表であるジャガーズに
36-28で勝利し、初の勝利の雄たけびを挙げました。

サンウルブズのキャプテンを務める堀江翔太も
目を真っ赤にしてインタビューに答えているのが
印象的でした。

サンウルブズの選手たちが誰彼ともなく抱き合って
初勝利の喜びを分かち合っていましたが、
また秩父宮に駆け付けた約1万5千人のファンたちも
勝利の雄たけびを挙げました。

そして、今回のスーパーラグビーを見ていて
感じることは日本のラグビーファンたちの
ラグビーの見方、楽しみ方が少し変わったなということです。

これまで日本代表のラグビーの試合では、
スクラムを組んだ時に一進一退を繰り広げる
FW陣に拍手がどこからともなく起こることは
ありませんでした。

スクラムを組むサンウルブズ(右)

スクラムを組むサンウルブズ(右)

日本代表が2015年のワールドカップイングランド大会で
南アフリカに歴史的勝利を挙げるなど3勝と大健闘してから、
ラグビーファンやそれ以前は“にわかファン”であった人たちまで
巻き込みながらラグビーの楽しみ方を新たに加えた印象があります。

そして、シンガポール、南アフリカと4連戦を戦い終えて
日本凱旋試合となったジャガーズ戦では、
スクラムの時に大きな拍手とともに、雄たけびが聞こえてきたのです。

「ウォー、ウォー!」

そうです。
サンウルブズのマスコットである狼の遠吠えをファンたちが奏でることで、
選手たちを鼓舞して後押しをしていたのです。

これには驚きました。
日本代表がワールドカップで歴史的勝利を挙げた南アフリカには
テンダイ・ムタワリラというプロップの選手がいますが、
彼がボールを持つとスプリングボクス(南アフリカ代表)のファンたちが
「ビースト」と歓声を挙げていました。

南アフリカ代表のPR・テンダイ・ムタワリラ

南アフリカ代表のPR・テンダイ・ムタワリラ

彼のニックネーム「ビースト(野獣)」を叫ぶことで
ファンの一体感と団結、そして選手への応援としていたのでしょう。
低音でスタジアム中に響き渡る「ビースト」の大合唱は
見ている日本のファンにも選手たちにも威圧感を与えたに違いありません。

このようにファンたちが何か決められたことをみんなでやることは、
ファンたちの一体感が高まり、ホームで戦う選手たちを奮い立たせます。
そして、スクラムになればサンウルブズは強さを発揮するんだという
“おまじない”のようにも聞こえます。

サンウルブズを応援するファンたちからの雄たけび。
ラグビーの楽しみ方が一つ増えた気がします。

スタジアムだから味わえる面白さ、そして一体感が
選手の後押しとラグビーの迫力をさらに高めるのではないでしょうか。

コメントを残す